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インタビュー 2019年6月13日(木)19:00

石川界人×瀬戸麻沙美×水瀬いのりの三角関係 TVアニメ「青ブタ」から「ゆめみる少女」への軌跡 (2)

(C)2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

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――水瀬さんが演じる翔子は、本作では大人、中学生、さらに小さな頃と3つの姿で登場します。演じる分けるのに大変なご苦労があったのではないかと思いますが、いかがでしたか。

水瀬:不思議と、あまり難しいと感じることはありませんでした。本作の翔子は、彼女自身が明確に思ったり願ったりすることが多かったので、その気持ちによりそいながら演じられましたので。それぞれの年代をやるときには彼女が喜ぶ姿を想像しながら、真っ直ぐな瞳をもつ翔子に恥じないでいることを強く意識していました。

――予告には、シリアスな場面だけでなく、麻衣と咲太の仲をかきみだすコミカルなシーンもあります。

水瀬:強い関係性が築かれている麻衣と咲太のあいだに入りつつ、さらにかき乱す存在になれるのが、翔子のパワーだと思います。最初のほうで咲太の家に突入して、「私はずっとここにいます」と宣言し、コタツのなかで咲太を触るところなど、すごい人だなと思いながら演じていました(笑)。麻衣を目の前にしても飄々(ひょうひょう)とした姿を保っていて、この度胸はすごいし、なかなかできないなと。2人の信頼関係を知っているからこそ、ああいう行動をとっても問題ないと分かっての行動なんでしょうけれど。次にどんな球を投げてくれるんだろうと思わせる、彼女の不思議なオーラが全開にでていますので、そんなところも見てほしいです。

瀬戸:翔子が家に突入するところでは、普段は言葉巧みな麻衣がたじろいでしまいます(笑)。それぐらい翔子には勢いがあって、常に上手(うわて)をいかれている感覚でした。おそらく麻衣はそれが悔しいし悟られたくないから、ちゃんと切り返そうと必死になっているんですけど、なかなか上手く返せない。滅多に見ることができない、麻衣の余裕のない姿を見ることができます。

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――そんな2人に囲まれる本作冒頭の咲太は、ある意味、楽しい三角関係の中心にいるポジションでもあります。演じられて、いかがでしたか。

石川:「この誰からもモテる感じ、久々にやったな」と思いました(笑)。「青春ブタ野郎」シリーズをやる前にも、いわゆるハーレムものと呼ばれる作品をやらせていただいたことはあるのですが、最近はあまりやっていなかったんです。最初に台本を読んだときには、途中まで読んで「おおーっ」とうれしくなりましたが、両ヒロインともに、これまでのバックボーンがあって咲太のことを好きになっているんです。特に理由もなく好きなわけではなくて、そこらへんは主人公としてきちんと考えなければいけないと思いました。……でもやっぱり、前半のコメディシーンはマジで戸惑っています(笑)。

――本作では、テレビシリーズに登場したヒロインたちが要所に登場しますが、そのあたりはいかがでしたか。

石川:一緒にやってみて、彼女たちの“変化”をすごく感じました。テレビシリーズで抱えていた問題を解決した姿を見られるのはうれしかったですし、時間の経過を感じられたのもよかったです。
 本作のエピソードは各ヒロインたちの話がなければ成立しないものでもあるんです。出番自体は少なめですが、彼女たちの存在あってこその「ゆめみる少女」になっているので、そうした部分も非常に大きいと思っています。

――本作では、翔子が「言われてうれしい言葉」を咲太に語る場面があります。皆さんが個人的に言われてうれしかった言葉を聞かせてください。

石川:うれしい言葉ですか……。「オーディション決まりましたよ」です。

一同:(笑)。

石川:メチャメチャうれしいですよね。これ以上にうれしいことはないです。

水瀬:私は、マネージャーさんからの「連休いけそうです」ですかね。さらにそれが平日だと、思わず変な声がでるぐらい頬がゆるんでしまいます(笑)。

石川:たしかに、それはアガるなあ。

瀬戸:(考えながら)言われてうれしい言葉ですよね。すみません、早く言えって感じですよね。

――とんでもないです。大喜利じゃないですけど、あとに答えるほうが難しくなってきますよね。

石川:「『きれいだね』と言われたらうれしい」とかでもいいんだよ。

瀬戸:(やや冷たい感じで)え。

石川:あ、そうではないみたいです(笑)。

一同:(笑)。

――咲太と麻衣のようなやりとり、ありがとうございます(笑)。

瀬戸:そうですね……。この間、握手会に行ったときに、「(うれしそうな声色で)ああー、来てくれたんだあ」と言われたのがうれしかったです。

石川:推しのアイドルからね。

――あの、それは個人として参加されてのことですか。

瀬戸:はい(笑)。先週行ったばかりです。

――よろしければ、ユニット名だけでも聞かせていただけると。

瀬戸:「Juice=Juice」です。その最推しの子から言われました。

――認識されて、すごくうれしかったってことなんですね。

瀬戸:認識されたことがうれしかったというよりも、純粋に癒されたのです!

――すみません(笑)。アイドル方面にうといもので。

瀬戸:こちらこそ、ややこしい答えですみません(笑)。いろいろな人がきているのに、ひとりひとりが喜べる言葉をかけられるのはすごいなと思って、とっても心に残ったんです。相手を思いやって、一瞬でその人に向けた言葉をかけるって素晴らしいなと。言葉がなくても笑顔を向けてくれるだけで十分うれしいんですけどね(笑)。

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<賞品>
石川界人さん、瀬戸麻沙美さん、水瀬いのりさんによるサイン色紙、1名様
<応募期間>
2019年6月13日~7月15日23:59まで
<応募方法>
1.アニメハック公式Twitterをフォロー。
2.公式Twitterがツイートした、プレゼント告知のツイートをRT(リツイート)。キャンペーン終了までフォローを外さないようご注意ください。
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