2019年7月5日(金)12:00
佐藤健主演「るろうに剣心」最終章、7カ月超の撮影がついに終了「言うまでもなく僕の誇り」

「好きな役を演じる喜びを感じ、本当に幸せでした」
(C)和月伸宏/集英社 (C)2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会
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佐藤健が主演した「るろうに剣心」最終章が、このほどクランクアップを迎えた。2018年11月4日にクランクインし、今年6月7日、7カ月以上にも及ぶ長期撮影がついに終了。約8年にわたってシリーズをけん引してきた佐藤は、「この作品は、言うまでもなく僕の誇りで、これまでもこれからも『るろうに剣心』を背負っていきます」と述べ、「特に今回のエピソードはこのシリーズを語る上で避けることはできないですし、絶対演じたいと思っていました。そして、ただ描くだけじゃなく、圧倒的なクオリティをもって映画史に名を残す、という使命にも似たような気持ちもありました」と並々ならぬ思いを明かした。
佐藤と大友啓史監督がタッグを組み、和月伸宏氏の人気漫画を実写化した同作。これまで3作品が製作・公開され、シリーズの累計興行収入は125億円超を誇る。完結編となる今作は、原作・アニメにおける「追憶編」と「人誅編」をもとにした2つの物語。これまで語られなかった剣心の“十字傷の謎”に迫るとともに、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人・縁との死闘を描き出す。
撮影は京都、奈良、滋賀、三重、兵庫、熊本、広島、栃木、埼玉、静岡、大阪、長野など全国43カ所で行われ、エキストラは延べ6000人を投入。大友監督の「前作を超える『るろうに剣心』を作る」という号令が轟き、日本最高峰のキャスト・スタッフが全精力を注ぎ物語を紡いでいった。

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クランクイン前のアクション練習などを含めると、1年以上も今作と向き合ってきた佐藤。「とても過酷な撮影でしたが、シリーズを通して信頼できるスタッフとともに過ごした密度の高い日々でした」と振り返り、「好きな役を演じる喜びを感じ、本当に幸せでした。当然ながら思い入れも半端じゃないですし、この現場が大好きでした」と万感の思いを口にした。
大友監督も、「最後まで一切妥協なく頑張ってくれたキャストとスタッフには、本当に感謝しています」と思いの丈を打ち明ける。「7カ月間に及ぶ撮影は、様々な困難を皆の力で乗り越えた、まさに伝説に残るといっても過言ではないハードな撮影だったと思います。臨場感に溢れた、迫力のある素晴らしい映像がたくさん撮れています」と自信をにじませ、ポストプロダクションに向け「作品に魂を込めていきたいと思っています。東京オリンピックに負けない“るろうに旋風”を、再び世界中にまき起こせるような、すべての人が楽しめる、刺激的で圧倒的パワーを持ったエンタテインメント作品に仕上げたい」と意気込んだ。
また、撮影終了に寄せ、原作・和月氏からサプライズのイラストがプレゼント。「剣心を演じてくださりありがとうございました!! 心より感謝します!!」という直筆メッセージに、佐藤は驚きと喜びの表情を浮かべていた。
「るろうに剣心」最終章は、2020年夏に2作連続公開。
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