2019年7月28日(日)11:00
「劇場版 仮面ライダージオウ」エンドロールで、生みの親・渡邊亮徳氏を追悼
令和初のライダー「仮面ライダーゼロワン」へエール
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平成仮面ライダーシリーズとして記念すべき20作目となった「仮面ライダージオウ」が、スクリーンで活躍する「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」が7月26日、全国325スクリーンで封切られた。本作のエンドロールでは、今年5月20日に89歳で亡くなった東映株式会社本社副社長、渡邊亮徳氏を悼み、「We miss you, Yoshinori Watanabe (1930 - 2019)」の一文がクレジットされていることが、関係者への取材でわかった。
渡邊氏は特撮ヒーローやアニメーション、Vシネマなど、数多くの映像エンターテインメントを生み出したパイオニア的存在で、企画に携わった仮面ライダーの生みの親として知られる人物。くしくも、映画の封切りと同日に都内で偲ぶ会が執り行われ、初代仮面ライダーを演じた藤岡弘、や高橋英樹、五木ひろしらが出席する予定になっている。
東京・有楽町の丸の内TOEIでは、初日舞台挨拶が行われ、「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」に出演する奥野壮、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐、田崎竜太監督、劇場版ゲストの前野朋哉、若林時英、斉藤秀翼、同時上映される「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」から一ノ瀬颯、綱啓永、尾碕真花、小原唯和、岸田タツヤ、兵頭功海、上堀内佳寿也監督が登壇した。
常磐ソウゴ/仮面ライダージオウを演じる奥野は「僕らの集大成であり、自信をもって皆さんにお届けできる作品。価値のある今日という日を迎えられて、感慨深いです」と感無量の面持ち。田崎監督は「悲しいですけど、これをもって平成ライダーは最後」としみじみ語り、「ぜひ、黄色いライダーとともに、令和の時代に進んでください」と先日発表された令和初のライダー「仮面ライダーゼロワン」へエールをおくった。
また、コウ/リュウソウレッド役の一ノ瀬は「改めて、ライダーと戦隊シリーズの偉大さを感じます」と客席の盛況ぶりに感慨しきり。「何十年もの間、たくさんの先輩方が築き上げた信頼と実績の上に成り立っている」と先人たちへの感謝を示した。
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