2019年8月24日(土)22:00
玉城ティナ、閻魔あいを完全再現 白石晃士監督「地獄少女」キャラビジュアル初披露
人気モデルで女優の玉城ティナが主演を務め、ホラーの名手・白石晃士監督がメガホンをとる実写映画「地獄少女」のキャラクタービジュアルが、このほど初披露された。玉城扮するヒロイン・閻魔あいに加え、彼女に付き従う使い魔“三藁”を演じた橋本マナミ、麿赤兒、楽駆(らいく)の姿がとらえられている。
「地獄少女」は、2005年よりオリジナルアニメとして放送されてから、コミカライズをはじめ、テレビドラマ、ライトノベル、ゲーム、2.5次元舞台など、幅広く展開されてきた人気作品。恨みを抱く者が深夜0時にアクセスできる「地獄通信」は、地獄少女こと閻魔あいと接触できる秘密のサイト。“報復代行=地獄送り”の依頼を受けたあいは、使い魔“三藁”を駆使して、ターゲットを恐怖のどん底に突き落としていく。
キャラクタービジュアルは、あいと“三藁”の2種が公開され、どちらともアニメ版との比較が可能となっている。あいは、極彩色の草花があしらわれ、帯には孔雀の羽が確認できる着物姿、地獄送りの契約に使うわら人形を持った制服姿の2パターン。「再現できる者はいないのでは?」と危惧されたキャスティングだったが、玉城の名前が挙がった瞬間、製作陣は全員一致で起用を決定。美しくもまがまがしい立ち姿は、まさに“地獄少女”そのものだ。
“三藁”をとらえたカットでは、口裂け&片目がない骨女(橋本)の容姿がゾッとする仕上がりに。本編では“極力人間性を排した演出”によって、橋本の色香が際立っている。刀の化身とされる一目連(楽駆)は、鋭くも甘やかな視線、ノーブルで涼やかな姿が印象的。和服姿の老人にして、車輪の妖怪でもある輪入道役の麿は、白石監督とプロデューサーが「最初からこの人しかいないと思っていた」というラブコールに応えて参加を果たした。劇中では、その期待を上回る迫力と存在感を発揮し、躍動感あふれる立ち居振る舞いを披露している。
「地獄少女」には、森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48)、森優作、片岡礼子、成田瑛基、藤田富、波岡一喜も出演。11月15日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。
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