2019年10月25日(金)19:00
下野紘「トクナナ」で“気心知れたメンバー”とチームワーク発揮 4話以降の展開は?
「トクナナ」主演の下野紘
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警視庁で各分野のエキスパート7人によって構成された集団トクナナVS凶悪事件を引き起こす犯罪組織ナインの攻防を描くオリジナルテレビアニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」が放送中だ。主人公の新米刑事・七月清司を演じる下野紘は、情報量の少ないオリジナル作品だからこそ、七月のキャラクター像ひとつとっても「驚きがあった」と振り返る。オリジナル作品ゆえの課題もある一方、現場の雰囲気は「初めての作品のはずなのに、懐かしを感じる」と言うほどに息ぴったり。共演陣には津田健次郎、鈴木達央ら「気心の知れたメンバー」が顔をそろえ、キャスト全員が抜群のチームワークを発揮する「トクナナ」の舞台裏を聞いた。(取材・文・写真/編集部)
かつて世界にはエルフ、ドワーフ、吸血鬼、ホムンクルス、人間など数多の種族が存在し、そのヒエラルキーの頂点には「ドラゴン」が君臨していた――物語の舞台は、長い時を経てドラゴンが消え、残った種族たちが人間と変わらぬ姿となった「2×19年の東京」。世界を作り変えようと画策する組織ナインに対抗すべく集められた“警察のはぐれ者集団”トクナナの活躍を描く。トクナナメンバーは、新米刑事の七月(CV:下野 紘)、現場指揮官の一ノ瀬 栞(CV:津田健次郎)、情報分析担当の二条クジャク(CV:鈴木達央)、類まれなる剣技の持ち主・四季彩紅音(CV:甲斐田裕子)、メカニック担当のベルメール・サンク(CV:小澤亜李)、射撃の天才・遠藤六輔(CV:乃村健次)、トクナナ創設者である桐生院左近零衛門(CV:森川智之)で構成されている。
オリジナル作品ゆえの驚きや発見
演じるうえでの“強み”
――作品の第一印象はいかがでしたか。
(C)特殊凶悪犯対策室 第七課
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オーディションの段階では、「刑事モノ」で「ファンタジックな種族がたくさん出てくる」という情報だけだったので、「何が起こるんだろう」と思いました。
――確かに、「かつて世界にはエルフ、ドワーフ、吸血鬼、ホムンクルス、人間など数多の種族が存在した」という設定からファンタジー要素が強いですよね。
だから最初は「結構ファンタジックな作品なのかな」と思っていたのですが、徐々に「思ったよりも現実的な作品なんだな」と知っていきました。
――キャラクターに対しては、当初のイメージとのギャップを感じた瞬間はありましたか。
最初は七月に対して、情熱的で「犬のように、走り出したら止まらない」みたいなイメージを抱いていましたが、実際は思ったよりも大人でした。まあ、そうですよね。大学を卒業して刑事になっているみたいですし(笑)。あとは、熱量が高まる瞬間と冷静な時のギャップにもびっくりしました。「熱血と冷静」その間をどういう風に埋めていこうか、第1話はどのくらいの熱量で演じるべきなのか、どれくらい抑えた方がいいのか。そういったことをスタッフ陣と話しながら作り上げていきましたが、当初思っていたキャラクター像との違いに少しだけ戸惑うこともありました。
下野演じる主人公・七月清司
(C)特殊凶悪犯対策室 第七課
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――キャラクターと向き合うほどに、そういった驚きや戸惑い、発見があるというのは、事前情報が限られているオリジナル作品ならではですね。
オリジナル作品だからこそ「いちから作り上げていかなければいけない」という大変さがあります。でもその反面、原作がないからこそ「自分のなかで思い描いたものをそのまま出せる」という側面もあります。そこはオリジナル作品の強みなのかなと思います。もちろん「このキャラクターはどういう奴なんだろう」と理解するのに時間がかかる、という難しさもありますが。
作品情報
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はるか昔。この世界には、エルフ・ドワーフ・吸血鬼・ホムンクルス・人間など、数多の種族が存在していた。争いの絶えないヒエラルキーの頂点は『ドラゴン』。しかし長い時を経て『ドラゴン』は消え、残った種...
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