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インタビュー 2019年10月25日(金)19:00

下野紘「トクナナ」で“気心知れたメンバー”とチームワーク発揮 4話以降の展開は? (3)

「トクナナ」における“先輩”で“相棒”
津田健次郎は「包容力のある方」

津田演じる一ノ瀬栞

津田演じる一ノ瀬栞

(C)特殊凶悪犯対策室 第七課

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――本作には、七月と一ノ瀬がともに行動する“バディもの”という側面もありますが、一ノ瀬役の津田さんの“相棒としての魅力”をあげるとしたらどこでしょうか。

津田さんとは共演の機会が多いこともあり、特に「ここをこういう風にしよう」という話はしていませんが、「そうきたか、じゃあこっちはこういう風にしてみるか」というように、こちらの演技に対して必ず何かを返してくださるので、かけあっていて安心します。いろいろな場面で助けてくれる包容力のある方であると同時に、時々ワンパク坊主みたいになったり、いろんな部分が見え隠れしたりするのも素敵です。でも基本的には、こっちが自由にやってもなんとかしてくれるという安心感が大きいですね。

――下野さんと津田さんのそういった関係性と、七月と一ノ瀬の関係性に共通点はあると思われますか?

七月と一ノ瀬のバディ感も要注目

七月と一ノ瀬のバディ感も要注目

(C)特殊凶悪犯対策室 第七課

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どうなんでしょう……。共通点はわかりませんが、七月と一ノ瀬は良い関係性だと思います。新人が先輩に対して『ちゃんとはたらいてくださいよ』と小言を言ったりするのって、本当に相性が悪かったら、いがみ合いになってると思うんです。でも一ノ瀬が、七月の発言を良くも悪くも真に受けず、受け流すからこそバランスがとれていると思います。

――下野さんと津田さん、七月と一ノ瀬。お話をうかがっていると「先輩の器が大きい」という点が、2組に共通しているようにも感じました。津田さんは「包容力」、一ノ瀬は「あえて受け流す力」があると言いますか。

包容力のある方ですが、本当は津田さんってボケたがる人なんですよ(笑)。ボケたいけれど「この流れを放置しておくと『何これ!?』ってなっちゃうから何とかしなきゃ、なんとか面白くしなければ」と思いが強い方なんだと思います。だから受け止めてくださる。

オリジナル作品だから聞きたい、今後の展開

――まもなく4話の放送となりますが、改めて本作の見どころをあげるとしたらどこでしょうか。

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刑事モノならではの爽快感やアクションの面白さがありますが、話が進むほどにファンタジー要素も強いことがわかると思います。例えば3話に出てきた魔法陣。「ちょっと待って、今までのくだりはなんだったの!?」「遠隔で爆破させることができ、その爆発力を増幅させることができる術式ってなんだ!?」とツッコみを入れるくらい、バリバリファンタジーでした(笑)。そんな風に、基本は刑事モノでありながらも、回を重ねるごとにファンタジー要素が強まっていくのは大きな見どころです。

――ファンタジー要素がどのように強まっていくのか、まったく予測できないので、4話以降の展開が楽しみです。

それもオリジナル作品ならではの面白さですよね。

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作品情報

警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-

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