2019年11月28日(木)12:30
新田真剣佑「群青戦記」実写映画化に主演 三浦春馬×松山ケンイチ×山崎紘菜も参戦
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俳優の新田真剣佑が、シリーズ累計発行部数100万部を誇る人気漫画「群青戦記 グンジョーセンキ」を実写映画化する「ブレイブ 群青戦記」に主演することが明らかになった。本広克行監督がメガホンをとる今作には、三浦春馬、松山ケンイチ、山崎紘菜が出演することも発表された。
「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)で連載されていた笠原真樹氏の「群青戦記 グンジョーセンキ」が原作。ある日突然、学校まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまったスポーツ名門校の生徒たちが、パニックに陥りながらも「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を駆使しながら生き延びることが出来るのか、現代に戻ることが出来るのかを描いている。
初の映画単独主演となる真剣佑は、絶望的な状況に戸惑いながらも持って生まれたスポーツの才能と歴史オタクとしての知識を武器にし、リーダーとして成長していく弓道部の西野蒼に息吹を注ぐ。脚本を初めて読んだ際には、「時代を超えて役を演じられることに魅力を感じ、胸が弾む思い」だったという。そして、「楽しみと同時にこんな大作の主演をやらせて頂く不安もありますが、みなさんに愛されるような作品にしたいと思っています。尊敬する先輩である三浦さん、松山さんと初めて共演させていただくことも、とても嬉しく身の引き締まる思いです」と語り、12月からの撮影を心待ちにしている様子だ。
「ブレイブ 群青戦記」に出演する(左から) 山崎紘菜、新田真剣佑、三浦春馬、松山ケンイチ
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一方、蒼の能力を見出す武将・松平元康(のちの徳川家康)を演じる三浦は「作品の持つ壮大なスケールのなか、他人を思いやり、奮闘することが、未来に繋がるというメッセージを届けられるよう少しでも尽力出来ればと思います」と意欲満々。また、松山は蒼たちの前に立ちはだかる織田信長に扮する。「現代の戦国時代が混じり合った作品ですので、時代ごとの雰囲気をひとつの画面で見られるのは面白いと思いました。それぞれの時代の出す空気に刺激をもらいながら撮影することになりそうですが、とても楽しみです」とコメントを寄せている。
今回の発表で紅一点の山崎は、2020年にハリウッド映画デビュー作となる「モンスターハンター」の公開を控えており、飛躍の年となりそうだ。蒼を支えるしっかり者の幼なじみ・瀬野遥という役どころを得たが、本広監督作への出演に喜びを隠せない様子。「監督に初めてお会いしたとき、とても柔らかく包み込んでくださるような方だと感じました。物語の舞台が戦国時代で、撮影も冬の寒い時期になるのできっと現場も激しいものになると思いますが、監督の掲げる強く温かい灯火に導かれながら、必死に食らいついて生き抜きたいと思います」と気合をみなぎらせている。
03年に「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」が日本映画(実写)興行収入記録歴代1位を獲得した本広監督は、その後も「幕が上がる」「亜人」など精力的に作品を発表し続けている。今作では「『グロさ』や『残酷さ』が感情移入の理由になる原作を、映像でどう描けば多くの人に見てもらえるのか。ただ高校生アスリートと戦国武将が戦う話ではなく、やらなきゃやられる、究極の環境の中だからこそ生まれる人間ドラマを描こうと思っています」と準備に余念がない。
「ブレイブ 群青戦記」は、21年に全国で公開。
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