2019年12月21日(土)12:00
スキマスイッチ「全力少年」、ピクサー新作「2分の1の魔法」日本版エンドソングに
海外作品に楽曲を提供するのは初のこと!
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ディズニー/ピクサーの最新作「2分の1の魔法」の日本版エンドソングに、音楽ユニット「スキマスイッチ」の代表的楽曲「全力少年」が使用されることが決定した。「スキマスイッチ」が海外作品に楽曲を提供するのは、初のこと。あわせて、本編映像を使用したミュージックビデオ(http://youtu.be/OPWV3PUB92Q)もお披露目された。
ダン・スキャンロン監督(「モンスターズ・ユニバーシティ」)がメガホンをとり、若い頃に父を失ったという自身の体験をもとに、イマジネーションあふれる物語を紡ぐ。魔法が消えかけた世界に暮らす少年イアンは、自分に自信が持てず、何をやっても上手くいかないことばかり。彼の叶わぬ願いは、生まれる前に亡くなった父に会うことだった。やがて16歳の誕生日を迎え、父が母に託した魔法の杖と、父を24時間だけ蘇らせる魔法が記された手紙をプレゼントされる。だが、魔法は失敗してしまい、父が“足だけ”の姿で復活してしまう。
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「全力少年」の熱い歌詞に込められた“覚悟を決め、全力で行動する事がセカイを切り開く”という力強いメッセージと、「2分の1の魔法」で描かれる“自分を信じて、自分の足で1歩踏み出す”ことで進むイアンとバーリーのストーリーに、ディズニーの担当者は共通の想いを抱いたようだ。やがて「色んな経験を経て、臆病になった大人たちにも、かつて少年少女だった頃の気持ちを思い出して、新たな1歩を踏み出すきっかけになってほしい」と考え、日本版エンドソングとして「全力少年」の使用を提案したようだ。映画のメッセージに共感した「スキマスイッチ」も快諾するだけでなく、ピクサー・スタジオもメッセージの相性も含めて企画に賛同。ディズニー本社のお墨付きを得て、プロジェクトが実現に至った。
「スキマスイッチ」の大橋卓弥と常田真太郎は「この曲は、当時20代だった自分たちに向けた応援ソングとして作った曲で、今も助けられている曲でもあるので、こうして今につながっていることがアーティスト冥利につきるなと思っています。 本当に勇気をもらえる映画ですし、きっとみなさんも共感できる内容になっていると思います」(大橋)、「『全力少年』という曲は、どんなきっかけにせよ、誰かのせいにしないで、自分の思いで、自分の力で一歩踏み出すという気持ちを描きたくて作りました。この初々しい気持ちが『全力少年』というタイトルにも表れています。 それが今回の映画のテーマにも合っていると思ってもらえたんじゃないかなと思っています」(常田)とコメントを寄せている。
「2分の1の魔法」は、トム・ホランド(「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」)とクリス・プラット(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」)がボイスキャストを務めた。2020年3月13日に全国公開。
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