「イエスタデイをうたって」小林親弘、宮本侑芽、花澤香菜、花江夏樹が出演　新ビジュアル完成

キービジュアル＆トレイラームービーも公開

(C)冬目景／集英社・イエスタデイをうたって製作委員会

イメージを拡大

冬目景氏の漫画をテレビアニメ化する「イエスタデイをうたって」が4月4日から放送されることが決まり、メインキャストを小林親弘、宮本侑芽、花澤香菜、花江夏樹が務めることがわかった。あわせて、キービジュアルとトレイラームービーも公開された。

1998～2015年に連載された同名原作は（「ビジネスジャンプ」で連載後、「グランドジャンプ」に移籍）、新宿からほど近い私鉄沿線の小さな街を舞台に、悩み迷いながらも懸命に生きる4人の男女の姿を描く青春群像劇。大学卒業後、定職に就かずコンビニでアルバイトをしている青年・魚住陸生、カラスを連れたミステリアスな少女・野中晴、陸生の大学の同級生・森ノ目しな子（もりのめ・しなこ／※「しな」はきへんに品）、美大を目指し予備校に通う高校3年生・早川浪がすれ違い、それぞれの思いが錯綜していくさまを映し出す。

メインキャストは、主人公・陸生役を小林、晴役を宮本、しな子役を花澤、浪役を花江が担当。小林は「リクオの優柔不断さ、奥手さにシンパシーを抱きながら大切に演じていきました。実写作品や舞台のように生身感あるアプローチで芝居に臨んでいます」と述べ、宮本は「ハルちゃんは、誰よりまっすぐ思いをぶつけていく女の子。強くてかっこいいなあ、と勇気をもらいながら演じています」と役の印象を明かしている。

さらに、花澤は「しな子さんは学校の先生をしていて、お料理が上手くて思いやりがあって、完璧な女性に見えるんですけど、恋愛面では脆くて……。日常の風景がとても絵になるフィルムの中の、彼女のジリジリともどかしい恋愛模様を見守っていただけたらうれしいです」とアピール。花江は「会話のテンポ感がすごくすてきな作品だと、アフレコを経てあらためて感じました。無言の間にも心の動きが繊細に描かれているのです。浪の恋は、とてもハードルが高いものなのですが、めげずに頑張り続けるので、応援よろしくお願いいたします」と呼びかけている。

「イエスタデイをうたって」はテレビ朝日系の深夜アニメ枠「NUMAnimation」で4月4日から毎週土曜深夜1時30分、BS朝日で同10日から毎週金曜午後11時30分に放送。AbemaTVでの地上波同時・独占配信も決まっており、同局では配信限定エピソード全6話も配信される。