舞台版「BEASTARS」に「仮面ライダーアマゾンズ」谷口賢志ら出演　念願の動物役に歓喜

(C)「BEASTARS THE STAGE」製作委員会

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板垣巴留氏の漫画「BEASTARS」を、ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンの川上将大主演で舞台化する「BEASTARS THE STAGE」のキャストが追加発表された。特撮「仮面ライダーアマゾンズ」の谷口賢志、舞台「魔法使いの嫁」の佐倉花怜、舞台「からくりサーカス ～デウス・エクス・マキナ（機械仕掛けの神）編～」の田中彪、ミュージカル 「テニスの王子様」3rdシーズンの伊崎龍次郎が出演する。脚本と演出を「おそ松さん on STAGE」シリーズの伊勢直弘が担当することも決定した。

「週刊少年チャンピオン」（秋田書店刊）で連載中の原作は、直立歩行する肉食獣と草食獣が共存する世界を舞台に、動物たちが種族の壁や本能、愛に苦悩する姿を描く青春群像劇。2019年10月からは、テレビアニメ第1期全12話が放送され、第2期の制作も決定している。

谷口は心療内科医の雄パンダのゴウヒン、佐倉はレゴシに思いを寄せる雌ハイイロオオカミのジュノ、田中は世渡り上手だが乱暴者で、レゴシと衝突することも多い雄ベンガルトラのビル、伊崎はレゴシの幼なじみで、よき理解者でもある雄ラブラドールレトリバーのジャックを演じる。

出演決定について、谷口は「いつの日か、人間以外を演じたいと願って生きてきました。パンダです。最高です！　しかもあの『BEASTARS』です。最高です!!　ゴウヒンです。最高です!!!　オファーをいただいたときはよろこびがあふれ、笹を大量に買いに行く勢いでした」とうれしさを隠せない様子。佐倉は「動物たちの生きる世界、肉食と草食の共存する世界、その世界の中で織り成されるドラマに私もすぐに引き込まれ心をわしづかみにされました。高校生ならではの心の葛藤やその熱き心のぶつかり合いはまさに青春そのもの。風ぼうが動物であるというだけで、それぞれの懸命に生きる姿は人間同様。そこに、この作品の深いテーマがあるような気がしました」と作品を読み解き、出演をよろこんだ。舞台版公式サイトには、追加キャスト全員からのコメントが掲載されている。

「BEASTARS THE STAGE」は、4月30日～5月4日に東京・日経ホール、5月8～5月10日に大阪・松下IMPホールで上演。チケット料金は、非売品グッズ付きのプレミアムシートが1万1000円、一般席が8000円。イープラスで2月9日まで、先行販売の2次抽選を受け付けている。