2020年2月22日(土)12:00
「コナン」高山みなみ、沖矢昴の正体を早々に見抜いていた 置鮎龍太郎は池田秀一を意識
「異次元の狙撃手」衝撃のラストシーンについても言及
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「名探偵コナン」の特別上映会「緋色の記憶~スカーレット・メモリー~」が2月15日、池袋HUMAXシネマズで開催され、江戸川コナン役の高山みなみ、沖矢昴役の置鮎龍太郎が出席した。
本上映会は、4月17日公開の劇場版最新作「名探偵コナン 緋色の弾丸」のキーパーソンとなるFBI捜査官・赤井秀一と“赤井一家(ファミリー)”にスポットを当て、上映ラインナップは赤井と彼の世を忍ぶ仮の姿である沖矢昴が活躍するエピソードを中心にセレクト。「名探偵コナン」シリーズのイベント初登壇となる置鮎は、アフレコで高山から言われた言葉や、沖矢を演じるうえで「(赤井役の)池田秀一さんをどこまで意識していたか」など、同キャラクターに関する秘話を語り尽くした。
謎多き大学院生として、テレビアニメ509話から登場した沖矢。置鮎は初登場時のアフレコを「最初にみなみさんに『この役もしかしたら、赤井さんかもしれないから』と言われて、『赤井さん?』みたいなところからはじまりました(笑)」と振り返り、高山も「その時は、私も正解を知らないので『多分そうだと思うよ』って」と沖矢の正体を予想し、置鮎に伝えたことを明かす。
置鮎龍太郎(右)は「コナン」イベント初登壇
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本シリーズといえば、「機動戦士ガンダム」にちなんだ名前のキャラクターが多く、赤井秀一という名前は「赤い彗星のシャア」と同キャラクターを演じた池田秀一からとっている。高山が赤井と沖矢の“つながり”に気づいたのも、名前がきっかけだったそうで「キャスバルでしょ? どう考えてもそうだよね!(笑)」と、沖矢昴という名前がシャアの本名と似ていることを指摘。さらに「知ってる人でない限り、自分の家を貸すなんてありえないと思った」などと不可解な点をあげ、「だから、これは(コナンと赤井の間で)話が通ったうえでのことだろうと思ってました」と説明する。
コナンさながらの名推理で“真実”にたどりついた高山。一方の置鮎は、「ゲストキャラクターのひとり」と理解していたが、「赤井と沖矢は同一人物説」を聞いた結果、赤井役の池田秀一の存在がよぎったという。「ディレクターさんに『池田秀一さんを意識する必要は?』と聞いたら『気にしなくていいです』と言われました(笑)」。それでも、池田の演技を意識する場面はあったそうで「伝わるか伝わらないかは置いておいて、それらしいところをどこかで匂わせた方がいいのかなというところがあり、自分なりに出してました」「正体がバレてからは、ちょっとふくみをもたせる感じで出していました」と告白すると、高山は「めっちゃ似てると思ったことある!」と置鮎の演技に太鼓判を押していた。
また、沖矢の正体が明らかになった劇場版第18弾「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」の話題では、全てが明かされるラストシーンについて、「『了解』ってやつね。ずるい! 全部持っていかれた!(笑)」と置鮎が嘆き、場内の爆笑をさらっていた。
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