2020年4月5日(日)20:00
「未来少年コナン」巨大戦略爆撃機“ギガント”をモチーフにした腕時計が発売
(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD.
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宮崎駿の初監督作品として知られる「未来少年コナン」から、作中に登場する巨大戦略爆撃機“ギガント”をモチーフにした腕時計の発売が決定した。
同商品では、同作を手がけた日本アニメーション監修のもとクラフト腕時計作家集団「JHA」の職人が、“空中要塞”“世界を滅ぼした毒蛾”と称されるギガントの威容を、鋳造ピュータ(スズ合金)による腕時計として再現している。デザインと制作を担当した「JHA」の篠原康治氏は「個人的にも思い入れが多い宮崎監督作品。『未来少年コナン』の『ギガント クラフト腕時計』は、特に私の腕時計造りテーマ『伝統と斬新さの相反する2つの概念の融合』を色濃く出せたデザインに仕上がりました。鋳造ピュータの独特な手触り感、細かい『ギガント』へのデザインオマージュに加え、実用性にも考慮した腕時計です」と自信をのぞかせた。
1品ごと手作りで、価格は2万8600円(税込み)。4月3日から、オンラインショップ「東京戯画ショップ」で注文を受け付ける。
1978年に放送された「未来少年コナン」は、最終戦争により文明が崩壊した地球を舞台にしたSF冒険活劇。“おじい”とたった2人“のこされ島”で暮らしてきた少年コナンは、ある日科学都市インダストリアに狙われる少女ラナと出会う。インダストリアによってさらわれたラナを助けるべく、コナンは愛用のモリを片手に島を後にして、大冒険を繰り広げる。ギガントは、インダストリアの行政局長であるレプカが己の野望を実現させるために作中終盤で復活させた最終戦争の超兵器で、その起動シーンなどについては、本サイトの連載記事「氷川教授の『アニメに歴史あり』」第5回(https://anime.eigat.com/news/column/hikawa_rekishi/106634/)でも言及されている。
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