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ニュース 2020年5月29日(金)17:00

音楽朗読劇のアニメ化「MARS RED」に折笠富美子ほか 高垣彩陽、古川慎らはオリジナルキャラ役に

(C)藤沢文翁/SIGNAL.MD/MARS RED製作委員会

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藤沢文翁氏の音楽朗読劇をテレビアニメ化する「MARS RED」に、折笠富美子家中宏高垣彩陽國立幸古川慎の出演が決定した。

2013年と15年に上演された音楽朗読劇「MARS RED」は、吸血鬼(ヴァンパイア)が強さに応じてランク付けされている大正時代の東京を舞台に、彼らを取り締まる大日本帝国陸軍「第十六特務隊」、通称「零機関」の暗闘を描く。アニメ版では、国内最強クラスの吸血鬼・栗栖秀太郎(CV:畠中祐)が「零機関」の新人として仲間たちとともに吸血鬼事件を追っていくなかで、謎の人工血液「アスクラ」やSクラス吸血鬼・デフロットの存在が見え隠れする。

折笠は栗栖の幼なじみで、人体発火事件とヴァンパイアのつながりを追う「日都新聞」の新聞記者・白瀬葵役、家中は「零機関」を率いる前田義信大佐(諏訪部順一)の後見人を務める陸軍中将・中島宗之助を演じる。どちらも朗読劇版でおなじみの登場人物だ。

高垣は帝国劇場で上演中の「サロメ」の主演女優だが、ヴァンパイアとして「零機関」の月島基地に捕獲されている岬役、國立は吸血鬼専門の商店という裏の顔をもつ口入れ屋(あっせん業)「天満屋」の主・天満屋慎之助役、古川は日本政府に雇われ、ある計画を進める英国人のルーファス・グレン役を担当する。それぞれアニメ版が初登場のオリジナルキャラクターとなる。

MARS RED」は2021年放送予定。

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MARS RED

MARS RED 34

時は大正十二年、東京の夜に其の者どもは現れた。彼らは闇に紛れて人の生き血を啜る吸血鬼と呼ばれ、古の時代よりこの世界に隠れ住んでいた。それらを取り締まるべく陸軍内部に創設されたのが第十六特務隊、通...

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