「美少女戦士セーラームーンEternal」公開延期　前編の新公開日は21年1月、後編は2月

物語のカギを握るのは、松岡禎丞が声を務めるペガサス・エリオス

(C)武内直子・PNP／劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会

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国民的アニメの映画版最新作「劇場版　美少女戦士セーラームーンEternal 前編」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、当初9月11日を予定していた公開を延期することがわかった。新たな公開日は、前編が2021年の1月8日、後編が2月11日に決定した。

武内直子氏が手掛け、1991年から97年に「なかよし」（講談社）で連載された「美少女戦士セーラームーン」は、運命に導かれた女の子たちが華麗に変身し戦う愛と正義の物語。連載開始から圧倒的な人気を博し、単行本の累計発行部数は2000万部を突破するなど、社会現象を巻き起こした。92年～97年に放送されたテレビアニメシリーズは、その後40カ国以上の国で展開され、世界中で愛されるコンテンツとなった。2012年から連載20周年を記念したプロジェクトがスタートし、14年に新シリーズ「美少女戦士セーラームーンCrystal」が創出され、幅広い世代で盛り上がりを見せている。

物語は、今世紀最大の皆既日食の日、月野うさぎとちびうさのもとに、助けを求めペガサス・エリオスが現れたことから始まる。ちびうさとエリオスの淡い恋とセーラー戦士たちの成長を軸に、どんな時でも絶対にあきらめない心、仲間を信じ守り抜く強さ、そして恋のときめきが鮮やかに描き出される。