スマートフォン用ページはこちら
ホーム > ニュース総合 > 「シドニアの騎士」新作劇場アニメが21年公開 総監督は瀬下寛之、制作はポリゴン・ピクチュアズ

ニュース 2020年7月3日(金)12:00

「シドニアの騎士」新作劇場アニメが21年公開 総監督は瀬下寛之、制作はポリゴン・ピクチュアズ

スタッフ、キャスト、ビジュアル、PVが一挙発表

スタッフ、キャスト、ビジュアル、PVが一挙発表

(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工重力祭運営局

イメージを拡大

弐瓶勉氏の人気SFコミック「シドニアの騎士」の新作アニメーション映画「シドニアの騎士 あいつむぐほし」が、2021年に公開予定であることがわかった。弐瓶氏自ら総監修を務め、テレビアニメ版のスタッフが再結集。原作コミックとは異なる新たな内容が多数盛り込まれるという。

スタッフは、テレビアニメ第1期「シドニアの騎士」で静野孔文監督の下で副監督、第2期「シドニアの騎士 第九惑星戦役」では監督を務めた瀬下寛之が今回は総監督となり、「第九惑星戦役」で副監督を務めた吉平“Tady”直弘が監督、アニメーション制作もテレビシリーズから引き続きポリゴン・ピクチュアズが担当する。脚本を村井さだゆきと山田哲弥、プロダクションデザイナーを田中直哉、CGスーパーバイザーを石橋拓馬と上本雅之、音響監督を岩浪美和が担い、中田ヤスタカとこしじまとしこの音楽ユニット「CAPSULE」が主題歌と挿入歌を手がける。

弐瓶氏は、今作の内容について「『あいつむぐほし』では原作で明かされていないある事実が判明します! 連載当時僕はそれを読者の想像に任せたいと判断したため漫画では描きませんでした。というのは嘘で本当はただ描き忘れたのです! それ以外にも原作にはない要素がいくつも追加されています!」と原作と異なる点を説明する。

瀬下総監督は、「シドニアは自分にとって特別な作品です。企画を提出した日も、弐瓶先生や静野監督と初めて会った日も、ありとあらゆる記憶が鮮明に残っています。あれからずっと自分自身も播種船に乗って旅をしているような気がします。そのシドニアがついに旅路を終えようとしています。この最後の瞬間を、シドニアを支えてくださった多くのファンの皆様と共有できたら幸せです」と、今作にかける思いを明かしている。吉平監督も、「シドニアの騎士は僕がアニメ監督を志したキッカケとなった作品であり、これほど思い入れのある作品はありません。ずっと作品を応援し続けてくれたファンはもちろん、初めて見ていただける方にもこの作品のスケールの壮大さと個性と面白さをもっと知って欲しい、そんな思いで物語を構築しました」と意気込んでいる。

さらに、メインキャストもテレビシリーズから続投。谷風長道(たにかぜ・ながて)役の逢坂良太、白衣羽(しらうい)つむぎ役の洲崎綾をはじめ、豊崎愛生(科戸瀬イザナ役)、金元寿子(緑川纈)、櫻井孝宏(岐神海苔夫役)、佐倉綾音(岐神海蘊役)、喜多村英梨(仄姉妹役)、大原さやか(小林艦長役)、坪井智浩(勢威一郎役)、子安武人(落合役)、新井里美(ヒ山ララァ役)、田中敦子(サマリ・イッタン役)、本田貴子(佐々木役)、鳥海浩輔(弦打攻市役)、阪脩(丹波新輔役)、佐藤利奈(田寛ヌミ役)、能登麻美子(科戸瀬ユレ役)が出演する。

今作のストーリーは、人類が未知の生命体・ガウナに勝利してから10年が経ち、シドニアの人々はつかの間の平和を楽しんでいたが、人類の存亡をかけた最終決断の時が訪れ、愛する人を守るための“シドニア最後の戦い”の幕が上がる。このほど公開されたビジュアルは、身長差15メートルの長道とつむぎの手が触れ合う瞬間が描かれ、PVはメインキャラクターたちの登場シーンや挿入歌「うつせみ」が収録されている。

作品情報

シドニアの騎士 あいつむぐほし

シドニアの騎士 あいつむぐほし 5

———— 身長差 15 メートルの恋。未知の生命体・ガウナに地球を破壊され、かろうじて生き残った人類は巨大な宇宙船「シドニア」で旅を続けていたが、100 年ぶりにガウナが現れた。再び 滅亡の危機...

アニメ映画・OVA情報TOP 作品情報TOP イベント一覧

フォトギャラリー

  • スタッフ、キャスト、ビジュアル、PVが一挙発表

フォトギャラリーへ

特集コラム・注目情報