2020年7月8日(水)19:00
「俺ガイル」江口拓也が見つめる、八幡と自分自身の“他者との在り方” (3)
現場の熱量も関係性も温まった「俺ガイル」3期
アフレコ後は「毎週飲んでます(笑)」
――現場でのコミュニケーションといえば、本シリーズではアフレコ終わりに飲みに行く機会が多いそうですね。
(C)渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続
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渡先生と(堀井)茶渡さんと僕は毎週飲んでます(笑)。毎回みんなが集まるわけではなく「来れる方はどうぞ」みたいな感じで、僕ら3人だけがマストで飲んでます。1期も2期も毎回集まって、放送をリアルタイムで見ていたので、3期も3人で見ると思います(笑)。
※本インタビューは2月に実施
――そういう機会を設けることによって、作品作りにおいてコミュニケーションをとりやすくなるなんてことはありますか?
それはありますね。飲み会に限らず、1~3期の長い期間をかけて築いてきた関係性があるというのは大きいです。
――仕事をするうえで、「周囲との関係性を深める場を設ける」ことは重要視されていますか?
(C)渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完
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人によると思うのですが、僕はマイク前では萎縮したくないという思いがあるんです。新人の頃、目には見えないプレッシャーを感じて「自分が発言したら怒られちゃうんじゃないかな」と縮こまってしまったことがありました。そういう状況で自分なりの表現を追求するのは、ものすごくエネルギーが必要でした。その時に「台本を見て、マイク前に立つだけが仕事じゃないんだ」と思ったんです。人間同士の関わり合いのなかで、きちんと自分の立場を確立して、そのうえで仕事をするべきだと。マイク前に立つまでに何をするかがすごく重要になってくるので、仕事をしやすい空気を作るためにはどうすべきかという意味でも、そういう機会は大切にしています。
――キャラクターへの理解も深まり、現場での関係性もしっかりと築いたうえで、今回「完」を演じられたわけですね。まさにベストな状態と言えそうですね。
3期は心理描写がさらに複雑になってくるので、そういった意味でも「今だからこそできる表現」があるんじゃないかと思っています。数年前に演じても、その時にしかできない表現があったと思いますが、よりいろんな物事をとらえ、歳も重ねてきたからこそできる表現がある。そこに面白さを感じています。
本作は、とても繊細な作り方をしています。1話の収録の時なんて、全部の絵ができていて、絵のお芝居がとても繊細に描かれていたので、僕らも(声を)入れがいがありました。監督の「俺ガイル」に対する熱い気持ちを、前作から引き続き感じていますし、現場全員が「良いものを作ろう」「楽しんでもらおう!」という気持ちが温まっている状態で挑めています。1話1話すべて入魂しているので、最後まで見ていただきたいです。
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過去のトラウマと、独自のひねくれた思考回路によって「ぼっち生活」を謳歌しているように見える比企谷八幡は、ひょんなことから生活指導担当教師、平塚 静に連れられ「奉仕部」に入部する。同じ部に所属する...
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