水瀬いのり、佐倉綾音ら出演「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」21年TVアニメ化

(C)2021二丸修一/KADOKAWA/おさまけ製作委員会

イメージを拡大

二丸修一氏のラブコメディ小説「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」（KADOKAWA刊）が、2021年にテレビアニメ化されることが決定した。メインキャストは19年9月、20年6月に公開されたプロモーションビデオから、幼なじみヒロインの志田黒羽（しだくろは）役の水瀬いのり、主人公の初恋の美少女・可知白草（かちしろくさ）役の佐倉綾音、理想の妹ポジションの桃坂真理愛（ももさかまりあ）役の大西沙織が続投。ティザーPVやアニメ化記念ビジュアルも公開されている。

同作は「このライトノベルがすごい！ 2020」で新作文庫部門第2位に輝き、シリーズ累計50万部を突破する人気作。主人公の丸末晴（まるすえはる）は、ある日クラスメイトで現役女子高生作家の白草に彼氏がいることを知り、初恋を打ち砕かれてしまう。失意に沈む末春は、彼に思いを寄せる幼なじみの黒羽に持ちかけられ、“初恋復讐（リベンジ）”へと乗り出す。

水瀬は「黒羽は腹黒……いや！　かわいく賢い小悪魔さんです！　どこまでが計算でどこからが本心なのか、まるで底無し沼のようで、足を踏み入れた瞬間から抜け出せなくなる魅力をもった女の子だなと感じました」と自身の役どころを紹介し、「その魅力を声でもしっかり表現できるよう頑張りたいと思います！　全力で翻弄していきますので、ついてきてくださいね（笑）！」と視聴者に呼びかけた。佐倉は「タイトル通りになるとなんだかイヤな予感がいたしますが、この世界に絶対はないので、負けない気持ちで頑張ります」と意気込みを語る。大西は「真理愛は末晴のことを『末晴お兄ちゃん！』と呼ぶ妹ポジション的な女の子なので、演じることが決まった時はびっくりしました」と配役への驚きを明かし、「いい意味で大西を感じさせない演技ができたらと思います」とコメントした。

男性キャラクターは、主人公の末晴役を松岡禎丞、イケメンだが性格が災いして校内の女子からは忌み嫌われる末晴の友人・甲斐哲彦（かいてつひこ）役を島崎信長が担当。ティザーPVは、末晴、黒羽、白草、真理愛の4人を紹介し、「恋に落ちる瞬間ってわかるものなのだろうか」と問いかける内容で、アニメ化記念ビジュアルは、原作イラストを担当するイラストレーター・しぐれういが、メインキャラクター5人が集結した様子を描き下ろした。

監督、キャラクターデザインに「刀剣乱舞 -花丸-」の直谷たかしを迎え、シリーズ構成を「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」の冨田頼子、サブキャラクターデザインを「放課後ていぼう日誌」の曾我篤史が担当。アニメーション制作は「刀剣乱舞 -花丸-」「放課後ていぼう日誌」の動画工房が行う。

アニメ化決定の発表が行われた、水瀬ら出演のドラマCD発売記念特番は、YouTube（）でアーカイブが視聴できる。