木村拓哉が声優、石井克人原作＆小池健監督による全編手描きアニメ「REDLINE」10周年記念で再公開

10th Anniversaryポスター

(C) 2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会10th

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「鮫肌男と桃尻女」の石井克人監督による原作を、「アニマトリックス」の小池健監督が手描きにこだわって映画化、木村拓哉、蒼井優、浅野忠信ら豪華俳優陣が声優として参加した2010年公開のアニメーション「REDLINE」の10周年を記念し、2月26日から全国でリバイバル公開される。

リーゼントに革ジャンを着こなしクールに見えるが、実はシャイで純情な男JPが主人公。初恋の女性ソノシーを振り向かせるため、軍事国家「ロボワールド」で開催される何でもありのカー・レース「REDLINE」に出場する物語。

当時約60館で公開され、興行収入1億という成績を残した本作は、CG全盛の時代に背景までもこだわったアニメーションで、コンピューターでは計算のできない「誤差」と「歪み」が刺激的な世界観を作り出し、体感型映画として多くのファンやカルト的人気を誇った。また、世界各国での劇場公開や映画祭で上映され、第62回ロカルノ国際映画祭では、日本の最先端のアニメーション作品として、ヨーロッパ最大のスクリーン「ピアッツァグランデ」でワールドプレミア上映、フランス・ナントのSFフェスティバル「UTOPIALES」で観客賞を受賞した。

今回の10周年記念劇場公開のほか、台湾でも同時期に約15館での劇場公開を控えており、このほど小池健監督、原作・脚本の石井克人から描き下ろしイラストも公開された。

2月26日から、アップリンク渋谷、吉祥寺、京都ほか全国順次公開。