2021年2月28日(日)21:00
たったひとりで製作7年 デル・トロ絶賛、日本人監督が独学で完成させたディストピアSFアニメ「JUNK HEAD」3月26日公開
環境破壊、遺伝子操作、ウイルス感染で滅亡に向かう人類の運命は…?
(C)2021 MAGNET/YAMIKEN
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「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ監督が絶賛したSFストップモーションアニメ「JUNK HEAD」が、3月26日に公開されることが決定。本作は、堀貴秀監督が独学で作り始め、7年をかけて完成させた作品。予告編とポスタービジュアル、場面写真も一挙に披露された。
「JUNK HEAD」でアニメ界に旋風を巻き起こしたのは、本職が内装業の堀監督。原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果、音楽の全てをひとりで担い、総ショット数は約14万コマ。7年をかけて製作している。
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2017年、北米最大のジャンル映画祭との呼び声も高いファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を獲得し、同年のファンタスティック映画祭で新人監督賞を受賞。デル・トロ監督は「素晴らしい!! 狂った輝きを放ち、不滅の遺志と想像力が宿っている」と賛辞をおくり、海外メディアからも「ジャンクヘッドの想像力とスケールとディテールは驚異的だ」(米Dread Central)、「素晴らしい冒険の世界。これを作った才能はずば抜けている」(米Nerdist)、「面白くてかわいくて不気味なディストピアの物語。本当にユニークだ」(英SciFiNow)など絶賛評が相次いだ。
環境破壊が止まらず、地上は住めないほど汚染された――人類は地下開発を目論み、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。しかし、自我に目覚めたマリガンは人類に反乱し、地下を乗っ取る。1600年後、遺伝子操作により永遠とも言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。さらに新種のウイルスの影響で、人口の30%が失われてしまった。絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。やがて“主人公”は、広大な地下世界の迷宮で、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。
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予告編と場面写真では、不気味だがかわいらしい、中毒性抜群のキャラクターたちが登場する。ディストピアのユニークな世界観を背景に、「未来は、『ガラクタ』に託された」というテロップを活写。また、堀監督がたったひとりで撮影を進めるメイキングもおさめられている。
「JUNK HEAD」は、3月26日に東京のアップリンク渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開。
作品情報
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汚染された地上に住めなくなった人類は地下開発の労働力として人工生命体マリガンを創造。そのマリガンが自我に目覚め人類に反乱し、それから1600 年が経っていた。遺伝子操作により永遠と言える命を得た...
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