2021年3月2日(火)22:00
ディズニー・アニメーション、5年ぶりの劇場用短編映画 「ラーヤと龍の王国」と同時上映
不思議な雨に導かれて…
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ディズニーの新作短編映画「あの頃をもう一度」が、最新長編アニメーション「ラーヤと龍の王国」と同時上映されることがわかった。ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の劇場用短編映画としては、「モアナと伝説の海」と同時上映された「インナー・ワーキング」以来、5年ぶりの新作となる。
「あの頃をもう一度」の舞台は、音楽やダンスで賑わう活気ある都会の街。ダンスが好きな年配の男性と、心はまだまだ若いが年老いた彼の妻は、ある夜に不思議な雨に導かれダンスをする喜びを再び思い出す。そして、その喜びが彼らを若い頃の姿へと変えていくが……。ビジュアルが披露され、楽しく踊る若いカップルの姿と、変わらぬ笑顔で踊る老夫婦の姿が、雨に濡れる街を背景に幻想的に描かれている。
「ベイマックス」でヘッド・オブ・アニメーションを務めたザック・パリッシュが監督を務め、劇中のダンスパフォーマンスは、歌手のジャスティン・ビーバーやビリー・アイリッシュとのコラボレーションや、BTSの振り付けでも知られる夫婦ダンサーのケオネ&マリ・マドリッドが担当。
パリッシュ監督は「ケオネとマリの2人と一緒に作ることが、この映画を機能させるためのカギでした」と語っており、2016年にケオネ&マリが披露した老夫婦になりきってのダンス映像を見たことが本作のアイデアを大きく膨らませたことを明かしている。楽曲は「キャプテン・マーベル」の作曲家パイナー・トプラクが担当し、60年代中盤を思い起こさせるオリジナルのファンクやソウルの音楽で本作を鮮やかに包み込む。
「あの頃をもう一度」は「ラーヤと龍の王国」と同時上映で、3月5日から全国公開。「ラーヤと龍の王国」は同日からディズニー+プレミアアクセスで配信、「あの頃をもう一度」は6月の配信を予定している。
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