WEBアニメ「パワフルプロ野球」3月20日配信開始　「パワプロ」史上初の主人公の声優に白石涼子

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KONAMIの人気ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズ初のウェブアニメ「パワフルプロ野球 パワフル高校編」の配信開始日が3月20日に決定した。白石涼子らメインキャストの顔ぶれや、主題歌をオーイシマサヨシが担当することも発表されている。

アニメ版では、2014年から配信中の「実況パワフルプロ野球（パワプロアプリ）」の選手育成モード「サクセス」に登場する「パワフル高校」を舞台とした青春物語が全4話で展開。プロ野球選手を夢見る主人公・パワプロは進学したパワフル高校で、甲子園出場を約束した幼なじみの星井スバルと再会するが、スバルはかつて抱いていた情熱を失いつつあった。

3月20日の初回配信では、第1話「掴め！二人の夢」（）が午後7時、第2話「ライバル！木場嵐士」（）が午後7時30分に、YouTubeのKONAMI公式チャンネルで連続公開される。第3話「激闘！地方予選！」は3月27日午後7時、第4話「進め！夢の先へ！」は4月3日午後7時に公開予定。

白石はパワプロ役で主演を務め、25年以上続く「パワプロ」シリーズの歴史上初めて主人公（パワプロ）に声を吹き込む。白石は「パワプロの顔、パワプロくん。あまりにも有名すぎて、オーディションに受かった時はとてもうれしかったですが、プレッシャーもハンパなかったです！　表情や動きがとっても豊富で、表現も豊かだったので、細かな感情をしっかり伝えられれば良いなと思います。いつも明るくて前向きで夢に向かって頑張る姿がとてもかっこいいと思います！」とコメントしている。

そのほか矢部明雄を大谷育江、スバルを逢坂良太、木場嵐士を小野友樹、才賀侑人を日野聡が演じる。男性声優陣はいずれも「パワプロ」シリーズのプレイ経験者で、白石も一緒に収録した逢坂からシリーズについて教わったという。逢坂は「自分が最初にプレイしたパワプロは98開幕版でした。今では考えられませんが、選手の能力が今と比べて軒並み高く、F以下の選手はいなかったような気がします。実況の方も何度か変わりましたが、やっぱり一番記憶に残っているのは安部憲幸さんですね。擬音を使った実況が多くて、いまだに頭の中に流れたりします（笑）。その中でも一番好きなフレーズは『文句なーし!!』です」とシリーズへのマニアックな思い入れを語り、「スバルは基本的には真面目で素直な好青年ですが、一度挫折を味わいながらも、パワプロと一緒に成長していく、第二の主人公のような立ち位置です。彼が少しずつ変わっていく様子を見ると自分も勇気をもらえるような気がして、演じていて感慨深くなりました」と話している。

オーイシマサヨシが歌い、作詞、作曲、編集までを担当する主題歌のタイトルは「パワフルバディ」。オーイシマサヨシは「大ファンだったパワプロ作品にこういった形でお声がけいただいて、本当にうれしくて飛び跳ねました！　このお話をいただいてから改めてアプリのサクセスストーリー50回くらいプレイして、それから作曲に入りました（笑）。ちなみにその時、何度かダイジョーブ博士にやられたので、2番のサビ頭の歌詞が『ダイジョーブ！』になりました」と楽曲の制作秘話を明かした。「オーイシ加藤のピザラジオ」（）では「パワフルバディ」の音源と、少年時代のパワプロとスバルの別れを描いた第1話の冒頭映像がそれぞれ初公開されている。