高畑勲、大友克洋が絶賛の仏アニメ「ベルヴィル・ランデブー」リバイバル公開予告編

仏アニメの傑作がリバイバル公開

（C）Les Armateurs / Production Champion Vivi Film / France 3 Cinema / RGP France / Sylvian Chomet

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日本ではスタジオジブリの高畑勲らが称賛、フランス映画として初めてアカデミー賞で長編アニメーション映画賞、歌曲賞の2部門ノミネートなど世界で高い評価を受けた傑作アニメ「ベルヴィル・ランデブー」が、7月9日からリバイバル公開される。このほど、予告編がお披露目された。

バンド・デシネ作家でアニメーターのシルバン・ショメによる長編初監督作品で、誘拐された孫の救出のため奔走する祖母の姿を描く。遊び心にあふれた仕掛けとユーモア満載の独特の映像、デフォルメされたキャラクターが織りなす不思議な物語、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされたノスタルジー溢れる楽曲が、観客を映画の中に深く引き込んでいく。また、ジャンゴ・ラインハルトやジャック・タチ、チャールズ・チャップリンなどショメ監督の少年時代のヒーローたちにオマージュが捧げられている。

予告編では、フランスの雰囲気たっぷりの主題歌に乗せ、高畑勲、大友克洋のコメントとともに、孫を助けようとするおばあちゃんの大冒険の始まり、猥雑さと美しさを併せ持ったパリ、ベルヴィルの街並みが切り取られている。

「ベルヴィル・ランデブー」は、7月9日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。