2021年9月12日(日)19:00
「スター・ウォーズ ビジョンズ」キービジュアル世界同時公開 日本の監督陣からコメントも
Disney+で9月22日に世界配信開始
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「スター・ウォーズ」を題材に日本のアニメ制作会社が制作した短編9作品からなる新アンソロジーアニメ「スター・ウォーズ ビジョンズ」のキービジュアルが世界同時公開された。
「スター・ウォーズ ビジョンズ」は、「スター・ウォーズ」の世界を舞台に、日本のアニメ制作会社7社が9本の短編作品を制作。ラインナップは、水崎淳平総監督による「The Duel」(神風動画制作)、垪和等監督による「村の花嫁」(キネマシトラス制作)、アベル・ゴンゴラ監督による「T0-B1」とチェ・ウニョン監督による「赤霧」(サイエンスSARU制作)、五十嵐祐貴監督による「のらうさロップと緋桜お蝶」(ジェノスタジオ制作)、木村拓監督による「タトゥイーン・ラプソディ」(スタジオコロリド制作)、今石洋之監督による「THE TWINS」と大塚雅彦監督による「The Elder」(トリガー制作)、神山健治監督による「九人目のジェダイ」(プロダクションI.G.制作)。
このほど公開されたキービジュアルでは、それぞれの物語の“キーマン”となるキャラクターが一堂に集結。日本文化や日本のアニメーションの良さを取り入れたキャラクターデザインのなかに、「スター・ウォーズ」でおなじみのライトセーバーやドロイドが取り入れられ、「スター・ウォーズ」と日本のアニメーション業界の第一線で活躍するクリエイターたちによる作品が融合した仕上がりとなっている。
「The Duel」に登場する赤いライトセーバーを持つ浪人のローニンと、一緒に旅をするドロイドのR5-D56。「村の花嫁」の赤い髪飾りを付けた金髪の少女ハルとマスクを被ったヴァン。「T0-B1」と「赤霧」の緑色の目をした悪役マサゴ。「のらうさロップと緋桜お蝶」のウサギのような姿をした種族の少女ロップとオレンジ色で2頭身のドロイドTD-4。「タトゥイーン・ラプソディ」のボバ・フェットは、「スター・ウォーズ」ファンから高い人気を誇る既存のキャラクターだ。
「THE TWINS」は、ショートヘアでライトセーバーを構えるのはKarre(カレ)と赤い線が入ったマスクを被った謎のキャラクターを披露。「The Elder」の青いライトセーバーを構えるダン。「九人目のジェダイ」の威厳あるジューロも青いライトセーバーを持っている。
水崎総監督は、「小学生くらいの頃、父と観たテレビ放送の『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』が最初の『スター・ウォーズ』で、自身の映画や創作の世界への価値観に強く影響したと思います。ダース・モールとクワイ=ガン・ジンの戦いや、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの溶岩上での決戦の演出が本当に大好きで、『The Duel』にもオマージュとして演出に反映しています」とコメント。「村の花嫁」の垪和監督は、「アナキンとアミダラのように祝福されず掟にそむく、行く末を知っている者からすればなおさら悲しい結末に向かう悲しい結婚式。“結婚式”という、日本国内でも様々な風習がある“まつりごと”を通して、その星の風習や文化が描けたらと思いました」と作風を明かしている。
「九人目のジェダイ」で「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」以降の世界を描く神山監督は、「日本人の作った作品が、『スター・ウォーズ』が誕生するきっかけの1つになっているということに対して感じる喜びや誇りみたいなものが、特に僕らの世代にはあるのだと思います。それが回り回って日本人が自分たちの思う“スター・ウォーズ”を作る機会がやってきたというのが感慨深いです」と本プロジェクトに対する思いを語っている。
「スター・ウォーズ ビジョンズ」は、Disney+で9月22日に世界配信される。
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