「鷹の爪」スピンオフ　SDGsをテーマに描く「吉田勝子のヤバイわ！SDGs」10月4日放送開始

(C)DLE

イメージを拡大

人気ギャグアニメ「秘密結社 鷹の爪」のスピンオフアニメ「吉田勝子のヤバイわ！SDGs ～荒ぶる！トラブル！サステナブル！～」の放送が決定し、10月4日午後11時10分からABCテレビでスタートすることがわかった。全13話の放送を予定しており、キャスト、スタッフ、テーマ曲なども発表された。

同作は、“人と地球にやさしい世界征服”を掲げる悪の秘密結社「鷹の爪団」の活動を描くコメディ「秘密結社 鷹の爪」シリーズのスピンオフアニメで、さまざまな社会課題を世界規模で取り組んでいく「SDGs（Sustainable Development Goals／持続可能な開発目標）」がテーマ。都内某所の企業「獣道電子産業」を舞台に、秘密部署である特殊総務課の女性で、「秘密結社 鷹の爪」戦闘主任・吉田くんの従姉妹だという噂の吉田勝子が、「SDGs」の疑問や誤解を解きながら、正しい知識と必要性を伝えていく。

本作でも「秘密結社 鷹の爪」シリーズ同様に、原作者であるFROGMANが監督、脚本、キャラクターデザインを担い、アニメーション制作はDLEが行う。Prog Jazzピアノ連弾ユニット「EYRIE」が音楽担当とともに、テーマ曲「Victory Girl」も手掛ける。FROGMANは、「吉田勝子は、知識よりも意識を伝えることを得意としています。それは物語により、昨今、知識として頭にはあれど、意識が追い付かず、誤解されがちな大切なことが溢れています。特にSDGsが掲げる目標は、私たちにとって喫緊の課題です。SDGsに懐疑的な人も、そもそも関心が無い人も、ぜひ本作をご覧ください」と呼びかけている。

メインキャストには、シリーズのメインキャラクターを一手に担ってきたFROGMAN、シリーズでさまざまな女性キャラクターを演じている上野アサに加え、矢野妃菜喜が獣道電子産業で「SDGs」推進の必要性を訴える若手社員・一の谷を担当する。矢野は、「本作はちょっと難しいSDGsのことを丁寧に解説してくれており、私自身も作品を通じて学ぶことが多かったです。私と同じ世代の方、そしてSDGsについてまだしっかりと理解できていない方にも見て頂きたいなと思っております」とコメントしている。FROGMAN、EYRIE、矢野のコメント全文は以下に掲載。

【FROGMAN（監督・脚本・キャラクターデザイン）】
かつて私は、人から学びを請うことに消極的な人間でした。
しかしシナリオやアニメーションの作成法を後輩たちに教える中で、私が数カ月、いや数年かかって習得したものを後輩たちはいとも簡単に習得していきました。
私はその姿を見て、自分はなんて遠回りをしてしまったのか？
素直に人から学びを請えば、もっと時間を有効に使えたはずなのにと後悔しました。
そしてかつての私のように、人から学ぶことに消極的な人たちへ、ストレスなく学んでもらえるコンテンツ作りに興味が向かい、そこで生まれたのが吉田勝子です。

そして吉田勝子は、知識よりも意識を伝えることを得意としています。
それは物語により、昨今、知識として頭にはあれど、意識が追い付かず、誤解されがちな大切なことが溢れています。
経営者ならば、いかに会社の理念を従業員に浸透できるのか？
親ならば、どうやって子供たちに勉強の大切さを伝えられるのか？
そして未だ炎上するジェンダー問題や人権問題、どうすれば人々の目線を合わせられるのか？
特にSDGsが掲げる目標は、私たちにとって喫緊の課題です。
SDGsに懐疑的な人も、そもそも関心が無い人も、ぜひ本作をご覧ください。

【EYRIE（音楽担当）】
台風の目のように周りを巻き込みリードしていく吉田勝子というキャラクターの勢いや強さを軸に、前向きなイメージを織り込んだ楽曲をピアノ連弾＋ドラムというシンプルかつ迫力ある編成で書き下ろしました。
テンポ感よく、時折パンチのあるパワーワードを繰り出しながらSDGsをとっても分かりやすく解説してくれる勝子さんのお陰で、私たちも自然とSDGsについて当事者意識を持つことができました！

【矢野妃菜喜（一の谷役）】
一の谷を演じさせて頂きました矢野妃菜喜です。
前から鷹の爪のことは知っていたので、この作品に出演できると知った時はとても嬉しかったと共に、「あの世界観に溶け込めるかな？」という少しの不安もありました。
本作はちょっと難しいSDGsのことを丁寧に解説してくれており、私自身も作品を通じて学ぶことが多かったです。
私と同じ世代の方、そしてSDGsについてまだしっかりと理解できていない方にも見て頂きたいなと思っております。