2021年10月3日(日)21:00
「サンダーバード55 GOGO」メイキング映像&「ガンダム」メカデザイン大河原邦男氏によるポスター・ムビチケ公開
「機動戦士ガンダム」のメカニックデザインを担当した大河原邦男氏によるポスター
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1965年にイギリスで、翌66年に日本でテレビ放送が開始された人形劇シリーズの新作エピソードを劇場公開する「サンダーバード55 GOGO」の劇場公開日が2022年1月7日に決定、このほどメイキング映像と「機動戦士ガンダム」のメカニックデザインを担当した大河原邦男氏による本ポスタービジュアルが公開された。
日本放送開始55周年を祝して発足された「サンダーバード55周年プロジェクト」。その目玉企画として公開される本作は、本国イギリスの熱狂的なファンのクラウドファンディングによって制作された3話のエピソードを日本公開用に独自に構成した、完全新作の特別版だ。当時音声ドラマとして書かれた脚本をもとに、初めて映像化されたものをオリジナルへのオマージュとして伝統的な技術を駆使して撮影した。
公開された映像では、60年代当時のスーパーマリオネーションと呼ばれる独自の撮影手法を使用したメイキングの様子が映し出されており、懐かしくも斬新なサンダーバードの魅力を見せつける。プロデューサー兼監督のスティーブン・ラリビエーを始め、スタッフは揃って「作業する過程で現代の映像技術を使う方が楽だと感じることもある。それでも当時の手法を使うことを選んだ。この撮影技術や人形・特殊効果は未来に残すべきものだ。サンダーバードが放送や公開されるたびに、さまざまな世代の子供たちが魅了されていく。全ての伝統的な技術を次世代のアーティストたちに受け継いでいくべきだよ」とあえてこの世界観を選び、本物ではない全ての人形と模型に命を吹き込むこだわりを明かしている。
大河原氏によって制作されたポスターは、当時のビジュアルに近いレトロで懐かしいタッチで、ペネロープ、スコット、バージル、ゴードンが描かれており、大河原氏は「長い間世界中に多くのファンを持つ『サンダーバード55』のキービジュアルに係れる名誉と責任を痛感しました。このプロジェクトに参加させて頂き仕事人生に又一つの思い出が加わりました。有り難うございました」とコメント。メカデザインの大御所にとっても貴重な機会となったようだ。
さらに、55周年を記念した特典付きのムビチケの発売も決定。サンダーバード1号、2号、4号が描かれた3種類の絵柄が用意されており、全種類集めたくなるようなファン垂涎の仕上がりだ。加えて、「サンダーバード55 GOGO」ロゴバージョンもメイジャー公式サイトのみで限定販売。特典はサンダーバード2号のステンレスキーホルダーだ。ムビチケは10月1日から全国の劇場ほかで販売される。
「サンダーバード55 GOGO」は22年1月7日全国公開、オンライン上映開始は1月8日。
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