2021年10月29日(金)12:00
京アニ描き下ろしの「TAAF2022」メインビジュアル披露 昔ながらのセルアニメ制作風景が題材
京都アニメーションが描きおろした「TAAF2022」メインビジュアル
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京都アニメーションが描きおろした「東京アニメアワードフェスティバル2022(TAAF2022)」のメインビジュアルが披露された。
今回のビジュアルは、昔ながらのセルアニメ制作の現場を江戸・明治・大正時代風に表現することをコンセプトに作成された。イラストを手がけた京都アニメーションは、「今回のイラスト制作は、先人のアニメ制作を感じ取れたり、あるいは未来に想いを馳せたりできる楽しい作業でした」とコメントしている。
「TAAF2022」は2022年3月11~14日に東京・池袋で開催される国際アニメーション映画祭。コンペティション部門、アニメ・オブ・ザ・イヤー部門、アニメ功労部門がもうけられ、アニメ・オブ・ザ・イヤー部門の「みんなが選ぶベスト100」の投票が11月1日から公式サイトでスタートする。
京都アニメーションからのコメント全文は以下のとおり。
描かせていただいたメインビジュアルのコンセプトは、昔の日本(江戸、明治、大正)の雰囲気でアニメの制作風景を表現する、というものです。
また現在主流となったデジタルによる制作ではなく、昔ながらのセルアニメ制作を題材としています。
デジタル化が進んだ昨今、弊社でもセルによるアニメ制作を経験しているスタッフが少なくなりました。
例えばセルに塗料で色を塗った後、発生した気泡を消すためにセルの裏側からヘラでトントン叩く、などというのは経験した人でないとわからないと思います。
メインビジュアル中央右上の女性がその作業をしています。
誇張、ディフォルメ、簡略化して描いておりますが、実はそんな風にリアリティにこだわっております。
今回のイラスト制作は、先人のアニメ制作を感じ取れたり、あるいは未来に想いを馳せたりできる楽しい作業でした。
このメインビジュアルがTAAF2022を少しでも彩るものとなりましたら幸いです。
イベント情報・チケット情報
- 東京アニメアワードフェスティバル2022(TAAF2022)
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- 開催日
- 2022年3月11日(金)
- 場所
- 池袋(東京都)
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