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ニュース 2021年11月11日(木)19:00

ノイタミナで「よふかしのうた」22年7月TVアニメ化 佐藤元&雨宮天主演、Creepy Nutsの同名楽曲が主題歌に

(C)2022 コトヤマ・小学館/「よふかしのうた」製作委員会

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アニメ化もされた「だがしかし」で知られるコトヤマ氏による「よふかしのうた」がテレビアニメ化され、フジテレビの「ノイタミナ」枠内で2022年7月から放送を開始することが決定した。佐藤元雨宮天が主演を務め、主題歌にはヒップホップユニット「Creepy Nuts」の楽曲を起用。ティザープロモーションビデオとティザービジュアルも公開されている。

「週刊少年サンデー」(小学館刊)で連載中の原作は、累計発行部数160万を超える人気作。日々に疲れ、不登校かつ不眠症になってしまった中学2年生の夜守コウは、初めて夜中に外出したある日、吸血鬼の美女・七草ナズナと出会う。ナズナはコウの血の味に感激し、以後も血を吸い続けることを決め、一方のコウは“よふかし”に魅せられ、吸血鬼にしてもらうためナズナに恋しようとする。単行本は最新第9巻が11月18日に発売。

女子が苦手で、初恋すらしたことのないコウ役を佐藤、自由奔放でシモネタ好きだが、恋愛話には免疫がないナズナ役を雨宮が担当する。主題歌として「Creepy Nuts」が2018年にリリースし、作品タイトルのモチーフにもなった「よふかしのうた」が採用される。なお、19年の原作単行本第1巻発売の折りには、同楽曲とのコラボPVが公開されている。

ティザーPVでは、主題歌「よふかしのうた」に乗せて、ナズナに抱えられたコウが夜の街の空を駆ける姿や、蠱惑的な吸血シーンなどを収録しており、ラストでは2人の声も聞ける。ティザービジュアルでも、きらびやかな夜の街を背景に、縦横無尽に飛び回るナズナと、空中に放り出されて慌てるコウの姿が描かれている。

監督には「〈物語〉シリーズ」の板村智幸を迎え、チーフディレクターを「青春×機関銃」(演出)の宮西哲也、脚本を「だがしかし」の横手美智子、キャラクターデザインを「どうにかなる日々」の佐川遥が担当。アニメーション制作は「東京リベンジャーズ」のライデンフィルムが行う。

以下にキャスト、主題歌アーティスト、原作者からのコメントを掲載する。

佐藤元(夜守コウ役)】
Q1.本作の印象を教えてください。
夜はみんなに平等に来るからこそ、性別、年齢問わず、誰しもが日中では出せなかった思いを出しあえる。ありのままでいれる。 自分の中でぼんやりとあった「夜は怖いもの」というイメージが「夜は楽しいもの」に変化しました。 きっとこの作品を見られた方は夜が楽しくなって、真夜中に散歩したくなるのではないでしょうか。

Q2.演じるキャラクターの印象と役に対する意気込みを教えてください。
僕は、彼は実は作中で一番読者から遠い存在なのではと思っています。イレギュラーな出来事に対して強烈に取り乱すことはそこまでなく、むしろ知りたいという好奇心の元に行動「できてしまう」。だからこそ、彼に振り回されないように、同じくらいの好奇心を持って、吸血鬼になれるよう、僕も一緒に夜を満喫したいと思っています。

雨宮天(七草ナズナ役)】
Q1. 本作の印象を教えてください。
主人公のコウのような、凄く辛いわけではないけれどなんか不自由でなんか上手くいかないモヤモヤした感情って誰しも抱いたことがあると思います。この作品は、そんななんとなく重くなった心を、丁度いい距離感で軽くしてくれるような作品だなという印象を受けました。
ナズナの突拍子もない言動とそれに驚き振り回されつつも進んでついていくコウ、二人のなんともほのぼのしたやりとりと、ストーリー展開のドキドキのバランスがとても気持ち良いなと思いました!

Q2. 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込みを教えてください。
まず最初にキャラクター資料の絵を見た時に毒気の強そうな、悪役っぽいカリスマのあるキャラクターという印象を受けました。そこから原作を読んでいくと予想外に可愛らしい部分もたくさんあり、ページを追うごとにナズナというキャラクターに惹かれていきました。
独特で自由なカリスマ感もピュアな可愛さや不器用な優しさもナズナの大きな魅力だと思うので、どちらも大切に演じていきたいです!

【Creepy Nuts(主題歌アーティスト)】
Q.作品の印象や、主題歌を担当されるにあたっての意気込み
陽が落ちてからじゃ無いと生きられないヤツがいます。俺がまさしくそんなヤツです。お天道様の下ではとてもできないような背伸びや開き直り、さまざまなはみ出し方を否定も肯定もせず寄り添って描いてくれる“夜そのもの”みたいな漫画やなぁと思います。このページが明けないで欲しいと思ってしまいます。俺たちもそんな歌を作れたらなぁと思っています。

【コトヤマ(原作者)】
お疲れ様ですコトヤマです。今回、「だがしかし」に続いて「よふかし」もアニメ化していただくことになりました。非常にありがたいことです。
まだ自分も本編を見たわけではないのであまり適当なことは言えませんが、板村監督とお話させていただいた時の「よふかし」への理解、解像度の高さや、佐川さんのキャラクターデザインの可愛さを見て、これが動くのか~とめちゃめちゃ楽しみであります。
よふかしのうた」というタイトルが、そもそも「Creepy Nuts」さんの楽曲からお借りしたものであり、さらに主題歌、楽曲提供もしていただけて感無量でございます。
聞いてると言えば笑われる、氷河期と言える時代の日本語ラップを好んで聞いていた少年時代を過ごし、気付けばバトル界にRさんが台頭し数多の快進撃を続け、明らかにRさんと松永さんの影響で日本語ラップのシーンが変わってゆく時代を眺め、憧れていた彼が私の漫画をイメージし、歌詞を書き、ラップにしてくれたことは、私のこの先の仕事においてもあまりにも大きい出来事だと思います。
これからもこの気持ちになれるよう、変わらず、変えるところは変えて楽しく苦しく挑戦して漫画を描いてい
こうと思います。「よふかしのうた」アニメ、よろしくお願いします。

作品情報

よふかしのうた

よふかしのうた 72

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