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ニュース 2021年11月18日(木)22:00

伊藤英明「KAPPEI」実写映画化に主演 上白石萌歌、「なにわ男子」西畑大吾らも参戦

個性あふれる面々が結集!

個性あふれる面々が結集!

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俳優の伊藤英明が、「デトロイト・メタル・シティ」などで知られる若杉公徳氏のギャグ漫画を実写映画化する「KAPPEI カッペイ」に主演し、主人公の勝平を演じていることが分かった。ヒット作を数多く手がけてきた平野隆プロデューサーが初めて監督に挑む今作には、上白石萌歌、「なにわ男子」の西畑大吾、大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太という個性あふれる面々が顔を揃えた。

2022年3月18日に公開されることが発表された今作は、「翔んで埼玉」や「かぐや様は告らせたい」シリーズの徳永友一が脚本を執筆。原作は2011~14年、若杉氏が「ヤングアニマル」(白泉社刊)で連載していたギャグ漫画で、ノストラダムスの大予言を信じ世界滅亡から人類を守るために俗世間から遠く離れた場所で厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいた……という設定だ。

しかし時は22年、一向に世界は滅亡せず、強力無比な殺人拳「無戒殺風拳」を会得したのに活躍の場を与えられずにいた戦士たちに対し、師範は「解散っ」と言い放つ。需要が全くなく社会常識もない戦士たちが、大都会・東京で初めて知るピュアな恋心、友情、葛藤など、遅すぎた青春を描く。その中で、「燃えよ剣」(原田眞人監督)での芹沢鴨役が記憶に新しい伊藤が、最強の戦士でありながら平和な東京で初めて知る様々な感情に翻ろうされる勝平に息吹を注いだ。

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撮影は既に終えているが、オファーを受けた当初は「45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました(笑)。打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした(笑)。ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です」と心境を明かす。それでも、「このコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います」とコメントを寄せている。

また、近年は映画にドラマにと引っ張りだこの活躍をみせる上白石は勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハル、西畑は勝平に振り回され続ける気弱な大学生・啓太に扮する。さらに、勝平と厳しい修行を共にしてきた終末の戦士・守、正義、英雄を大貫、山本、小澤が演じるほか、師範役は古田が担っている。

なお、今回の発表でも特報映像もお披露目された。師範から「解散」を告げられた勝平が、スマホに向かって「山瀬に彼氏はいるのか!?」と絶叫するほか、温泉に潜水したり、戦士同士の本格的なバトルシーンも盛り込まれている。特報のナレーションは、「名探偵コナン」で工藤新一/怪盗キッド役などで知られる声優・山口勝平が、「カッペイにはカッペイを!」という製作サイドのオーダーを快諾して挑んでいる。

伊藤をはじめとする主要キャストのコメント全文は、以下の通り。

■伊藤英明(終末の戦士・勝平役)
オファーを頂いた時は45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました。笑
しかし打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした。笑
ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。
けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。
監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います。

■上白石萌歌(山瀬ハル役)
勝平の初恋の相手。誰に対しても平等に接するやさしさと純真さを持つ女子大生。
山瀬ハル役を務めます、上白石萌歌です。
作品の相関図をいただいた時のひっくり返るくらいの可笑しさと、現場に足を踏み入れた時の想像を超えるカオスさ。お芝居中に笑いを堪えることほど苦痛なことはないと感じました。
最高にくだらなく、最高に真面目で、最高にハートフルな作品です。きっと日本中が勝平さんの虜になるはず!
ぜひ盛大に笑ってください!お楽しみに!

■西畑大吾(入間啓太役)
映画「KAPPEI」で入間啓太役を演じさせて頂きます、なにわ男子の西畑大吾です。
このお話を頂いて、企画書を見た時に「すごい世界観だ!」と心が高鳴り、どんな作品になるのかとてもドキドキしました。
撮影が始まると毎日が刺激的でした。
超個性的な終末の戦士の皆さんのユーモア溢れるお芝居にどうツッコミを入れよう、
どう立ち回ろうと考える日々はとても楽しかったです。
原作の面白いところを存分に味わえる最高に笑える作品です。
この映画を見て頂いて、いっぱい笑っていっぱい免疫力をあげてください!

■大貫勇輔(終末の戦士・守役)
まさか、裸サスペンダー×金髪ロン毛になる時がくるとは…(笑)
最初はどう演じたら良いのかと悩んだのですが、台本を読み始めたら、自然と役が自分の中に入ってきたのを覚えています。自分の中に"守"はいたのだと気づきました(笑)。
とにかく尊敬する先輩方に囲まれて、刺激的な撮影の毎日でした!
特に終末の戦士が揃った時の圧?空気感?絵力?は空間が歪むくらいの雰囲気が現場に漂っていました(笑)。
ぜひ劇場でお腹を抱えて笑ってもらえたら嬉しいです!

■山本耕史(終末の戦士・正義役)
KAPPEIに扮する伊藤英明さんに「山本くん、よくこんな役受けたね!?」と言われた撮影初日…。
全く同じ質問を突き返したかった…。
お互い撮影でなければ心が壊れてしまうくらい恥ずかしい出で立ちだったのだ。
世の中はまだ出口の見えない状況、一時でも皆さんを楽しませられれば、そんな思いを背負い、いい大人達はあり得ない姿で、あり得ない精神力で撮影に望んだ。
劇場で心置きなく笑うがいい…それがまだ叶わぬのなら帰宅後笑い転げればいいのさ。
そう…
あの姿を…

■小澤征悦(終末の戦士・英雄役)
「個性的な人」とは、人それぞれだ。自ら言う人もいるし、他人から言われることもある。
しかしながら今回の映画「KAPPEI」は、誰が見ても、全てにおいて、原作や脚本や役柄や衣装において、個性的だ。いや、もっと正確に言おう。かなり個性的だ。
少なくとも自分は、今までの役者人生で、こんなに個性的な役柄を演じた事はない。
でも演じている役者は、伊藤英明はじめ、全員マジメに演じている。本当に大マジメに、バカをやっている。
こんな映画、見たことがない。是非映画館で観て、日々の嫌なことやストレスを忘れ、何も考えず、笑ってほしい。
筋肉質な男たちがバカやってると、なんか笑えますよ笑

■古田新太(師範役)
おいらはセットだけの参加だったのですが楽しかったです。
子供たちとおっさんしかいない現場で、女の子が一人もいない。
おまけにハゲヅラとヒゲがかゆくてかゆくて。
(芝居では)ずっと怒ってるし。
伊藤とか、山本とか、大貫とかも途中で帰っちゃって飲みにも行けないし。
見所は小澤です。

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