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ニュース 2021年11月27日(土)21:00

CLAMP「xxxHOLiC」初実写映画化 神木隆之介&柴咲コウが共演、監督は蜷川実花

神木隆之介が四月一日、柴咲コウが侑子を演じる

神木隆之介が四月一日、柴咲コウが侑子を演じる

(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

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創作集団「CLAMP」の人気漫画「xxxHOLiC」が初めて実写映画化され、神木隆之介と柴咲コウが主演し、蜷川実花が監督を務めることがわかった。あわせて公開日は2022年4月29日に決定し、蜷川監督による撮り下ろしビジュアルも披露された。

原作は、耽美的なビジュアルで超常現象を描き、国内外で人気を集めるCLAMPが2003~10年にヤングマガジンで連載し、単行本の累計発行部数が1400万部を突破したベストセラーコミック。これまで小説、アニメ化、実写ドラマ、舞台なと、さまざまな形で話題を呼んできた。刊行当時から原作のファンで、約10年にわたり映画化を熱望し、構想を温めてきたという蜷川監督が、唯一無二のCLAMPの世界を、艶やかで華やかな、誰をも魅了する圧巻のビジュアルで映像化する。

発行/講談社 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

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人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が見えてしまう孤独な高校生・四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)。その能力を消し去り、普通の生活を送りたいと願う四月一日は、一羽の蝶に導かれ、不思議な“ミセ”にたどり着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」――妖しく美しい“ミセ”の女主人・壱原侑子(イチハラ・ユウコ)は、四月一日の願いを叶えるために、彼の一番大切なものを差し出すように囁く。やがて四月一日は侑子のもとで暮らし、“ミセ”を手伝うように。同級生の百目鬼(ドウメキ)やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううちに、想像を超える大事件に巻き込まれていく。

(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

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四月一日を演じる神木は「まさか僕が蜷川実花さんが表現する『xxxHOLiC』に出させてもらえるとは思ってませんでした……。すごく嬉しかったです。僕なんかが実花さんの世界観に入ってしまっても良いのかな。と思っていましたが、優しく迎え入れてくれました。ありがとうございました!」と感謝を伝える。自身が10歳で出演したドラマ「Dr.コトー診療所」(2003)以来の共演となる柴咲については、「柴咲コウさんとは、僕が小学生の時に共演させていただき、また一緒に作品を作らせていただくことができて幸せでした」とコメントを寄せた。神木は本作で、VFX満載のアクションにも挑戦しており、“アヤカシ”との対決シーンにも注目だ。

(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

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侑子役の柴咲は、「『蜷川実花』という唯一無二の色彩美を持った方が作り出す映像の中に溶け込めること。クランクイン前のフィッティングやメイクテストの時からすでにその世界観を楽しんでいました。また、以前から原作を読みなおす度、“四月一日”のイメージが神木隆之介さんと重なり、まさに現場でも“四月一日”そのものの佇まいでした。“四月一日”と侑子の不思議な関係性が自然に醸し出せたと思います」と充実感をにじませる。さらに「映画としては、押し黙って見るというよりも、内装・衣装・メイク・ヘア……様々な美術について、仲間とあれこれ語り合いながら見られたらより楽しめる作品だと思いました。ファッション好きな方々にも是非ご覧頂ければと存じます」とアピールした。

(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

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「原作の持つ力に導かれながら、新しい表現にたどり着けたと思います。やり切りました」と話すのは、「Diner ダイナー」「人間失格 太宰治と3人の女たち」、Netflixオリジナルシリーズ「FOLLOWERS」など次々と話題作を放つ蜷川監督。キャスティングに関して、「『四月一日は神木くんしかいない』と思っていて、今回ご一緒できて本当に良かったです。ほぼ初顔合わせでしたが、正確に正解を導く演技力に、本番の熱量に、撮影中は驚きの連続でした」「(侑子は)とても難しい役ですが、柴咲さんの侑子さんとしての説得力がとにかく素晴らしく、原作ファンの方にも納得してもらえる侑子像になっていると思います。ずっと見たかった圧倒的に美しい柴咲コウの姿を見ることができて、まだ興奮しています」と語った。

あわせて披露されたビジュアルとキャラクター写真は、蜷川監督が作り上げる「ホリック xxxHOLiC」ワールドが垣間見える仕上がり。四月一日を導く侑子が妖艶にほほ笑みかけており、美しいビジュアルに期待が高まる。

「ホリック xxxHOLiC」は、22年4月29日に全国で公開される。蜷川監督、池田史嗣プロデューサーのコメント(全文)は、以下の通り。


【蜷川実花】
 「どうしてもxxxHOLiCを映画化したい!」と最初に打ち合わせをしてから、約10年。様々なことを乗り越えてやっと完成しました。終わってみるとこの時期に公開できることに、ある種の「必然」を感じます。音を立てて世界が変わる瞬間を体験した私たち、今だからこそ「xxxHOLiC」の中で語られていることが、より滲み入るように入ってきます。「この世界ではみんな誰かと関わって、何かを共有している。選ぶのはあなた自身、未来はそれぞれの選択の先に在る」。原作の持つ力に導かれながら、新しい表現にたどり着けたと思います。やり切りました。ぜひ劇場にお越しください。

(柴咲について)
 昔から「いつか一緒にやりたい」と熱望していました。出演が決定した時点で、この作品の成功を確信しました。とても難しい役ですが、柴咲さんの侑子さんとしての説得力がとにかく素晴らしく、原作ファンの方にも納得してもらえる侑子像になっていると思います。ずっと見たかった圧倒的に美しい柴咲コウの姿を見ることができて、まだ興奮しています。

(神木について)
 「四月一日は神木くんしかいない」と思っていて、今回ご一緒できて本当に良かったです。ほぼ初顔合わせでしたが、正確に正解を導く演技力に、本番の熱量に、撮影中は驚きの連続でした。神木隆之介の才能をたくさん浴びる幸福な時間、とにかく楽しく充実した撮影でした。今いちばんの推し! 安心して推せる! またワクワクする仕事をぜひご一緒したいです。

【池田史嗣プロデューサー】
 昔から愛読していた「xxxHOLiC」の実写映画化。夢のような企画です。信頼する蜷川実花監督から「どうしてもxxxHOLiCを映画化したい、力を貸してほしい」と相談を受けた時は驚きましたが、CLAMP先生の世界観を実写映画で表現できるのはこの方しかいないと考え、原作の持つ芸術的なまでの画の美しさと深いメッセージ性、このふたつの本質を絶対に損なわぬよう、大きな敬意を持って取り組みました。

キャスティングについては、超難役を見事に体現した主演おふたりの力量に感服しています。神木さんは姿形やイメージも含め、見えないものが“視えて”しまう悩みを持つ青年、四月一日くんそのもの。お芝居が巧いと聞いてはいましたが、ひょっとしてこの人はアンドロイドなのでは?というくらいに正確無比な演技で複雑な心の内面を精緻に表現し、現場ではその才能に何度も驚かされました。

謎に満ちた“次元の魔女”壱原侑子を演じるのは柴咲コウさん。凛とした美しさと妖しさを併せ持つ絶対的な存在で、それでいてチャーミングであるというギャップを持つ魅力的な美女……となると柴咲さん以外にないということは監督と完全に意見が一致。美しさは勿論、そこに居るだけで空気を変えてしまう圧倒的な存在感とさすがの演技力で、人気キャラクターを見事に昇華させてくださいました。そして、おふたりの持つ圧倒的な色気を感じることができるのは実写映画ならではの醍醐味です。

映画「ホリック xxxHOLiC」は未だかつてなかった、妖しくも美しい「新体感ビジュアルファンタジー」。至る所にこだわりと仕掛けが散りばめられており、これから次々と刺激的な情報を発信して参ります。どうぞご期待くださいませ。

作品情報

xxxHOLiC

xxxHOLiC 6

<アヤカシ>が見える高校生・四月一日君尋(ワタヌキ キミヒロ)は、<ミセ>の店主・壱原侑子(イチハラ ユウコ)と出会う。「どんな願いでも叶える」という彼女。しかし「それに見合う”対価”」が必要と...

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