2022年2月3日(木)21:00
東映がホラー新シリーズを始動 「シン・仮面ライダー」には自信「俳優パートはしっかり撮れた」

新たなホラーシリーズが始動
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配給大手・東映の2022年ラインナップ発表会が2月3日、都内で行われ、同社の手塚治社長が登壇した。会場を押さえて開催する発表会は8年ぶりだといい、「今年は自信があるからなんです!」と挨拶。また同社の紀伊宗之プロデューサーは、新たなホラーシリーズ製作の始動を明かしたほか、庵野秀明監督がメガホンをとる「シン・仮面ライダー」の進捗状況も報告した。
手塚社長は、冒頭の挨拶で「豊穣の年と言っております。今年は創業以来、最高の成績を残したい」と宣言。そして、「まだ発表できないが、ものすごい大作がもう1本加わってきます。そして23年は準備中ですが、これもビックリしていただける作品があります。さらに、24年以降に向けたビッグプロジェクトも始動しております」と期待を煽ってみせた。
紀伊プロデューサーは、「犬鳴村」「樹海村」「牛首村」とは角度を変えたホラー映画の新シリーズ製作について、「僕は東映というのはジャンルを作ってきた会社だと思っています。そのおかげもあって、3本も作れた。村シリーズとは異なる新しいシリーズを作っていきたい。撮影は春。これ以上はまだ言えない」と明言し、イメージビジュアルもお披露目した。

庵野組の法被を着て説明する紀伊宗之氏
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昨年末で撮影はひと段落ついた「シン・仮面ライダー」に関しても、「こんなことまでやるのかという日々。時間もお金もかかるが、きっと喜んでもらえるものが出来ると思う」とニッコリ。さらに、「細かく色々なことを検証しながらの作業。ざっと編集したものを見ましたが、俳優パートはしっかり撮れている。CG、音楽などもここから更に妥協のない日々になる」と気合を入れ直していた。

東映マークを作る手塚治社長(中央)
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なお、主演俳優のGACKTの体調不良により製作が中断されている「翔んで埼玉II」に関しての質問が飛ぶと、手塚社長は「鋭意準備中であるということ。スタッフ、キャストともに撮影再開のための取り組みをしているとうかがっています」と話すにとどめた。

(C)I.T.PLANNING,INC ©2022 SLAM DUNK Film Partners
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また、原作者である井上雄彦氏が監督・脚本を務める「映画SLAM DUNK」については、東映アニメーションの松井俊之氏が登壇予定だったが、体調不良のため欠席となった。昨年製作が発表されると大きな話題を呼び、公式Twitterのフォロワー数は既に22万7900を超えているだけに、今後の続報にも期待が集まる。
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