2022年2月20日(日)20:00
「私ときどきレッサーパンダ」日本語版声優は佐竹桃華&木村佳乃 「嬉しさと驚きのあまり鼻血が出ちゃいました」
レッサーパンダへの変身シーンをおさめた予告編も披露
(C)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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ディズニー&ピクサーの新作「私ときどきレッサーパンダ」の日本語吹き替え版の声優を、2020年に第44回ホリプロタレントスカウトキャラバンを経てデビューを果たした佐竹桃華と、木村佳乃が務めることがわかった。あわせて披露された予告編には、本当の自分を隠す主人公メイが、レッサーパンダに変身するシーンが切り取られている。
監督を務めるのは、ピクサーの短編アニメーション「Bao」で、アジア系女性として初めて第91回アカデミー短編アニメーション賞に輝いたドミー・シー。「女の子がときどきレッサーパンダに変身する」という独創的な設定で、周囲の人々との関係を通して、女の子が自分を解放していく物語を紡ぐ。
「あなたは今の自分、好き?」という言葉で始まる予告編では、母ミンの前ではいつも真面目で頑張り屋のいい子だが、友人と羽目を外して遊んだりもする明るい自分を隠しているメイが切り取られている。しかし、ある出来事をきっかけに自分を見失い、目を覚ましたメイが鏡をのぞくと、そこにはモフモフな巨大レッサーパンダの姿が。変身を繰り返し、「私、何かが変わり始めてる」と呟くメイの冒険が、胸に響くメッセージとともに映し出されている。
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日本語吹き替え版では、ともにアメリカ本社のオーディションで選ばれた佐竹が声優初挑戦を果たし、本当の自分を探すメイ役、木村がメイを愛するがあまり過保護になってしまうミン役を務めた。声優決定の知らせを聞いたときのことを振り返り、佐竹は「嬉しさと驚きのあまり鼻血が出ちゃいました。『まさか!』と、叫んで泣いて鼻血出しての大興奮でした(笑)」と、パニックになったことを明かす。隣で話を聞いていた木村は、メイと佐竹を重ね、「まさにメイそのままだね」とほほ笑む。さらに、「ふたりの娘がいるので、非常に共感しやすい役を頂けたなと思い、嬉しかったです」「手を差し伸べすぎないことも大事だなと、私自身勉強になりました」と語った。
佐竹はキャラクターに関して、「メイちゃんは、お母さんのために頑張っちゃうところがあるんです。私も自分の活躍でお母さんが喜んでくれるのを分かっているからこそ頑張ってしまうので、すごく共感しました」とコメント。アフレコについては、「『初挑戦だからなんて言ってられないぞ!』というプレッシャーを感じましたが、スタッフのみなさんが本当に優しくて、的確なアドバイスをしてくださるので、リラックスしてアフレコに挑むことができました」と振り返る。一方の木村は、実写とアニメの違いを感じたようで、「表情の変わり方が実写より100 倍速かったです。すごい表情が豊かなので、それに負けないような声を出したり、普段のお芝居では使わないような声色を使いました」と述懐した。
本作でメイを通して描かれるのは、人生で誰もが一度は悩む「本当の自分らしさとは?」というテーマ。佐竹は、「自分の好きな面も嫌いな面もあるけれど、全部ひっくるめて自分なんだよということを感じ、前向きな気持ちになってもらえたらいいなと思います」と、自分を好きになるための後押しとなるメッセージが込められていると強調した。
「私ときどきレッサーパンダ」は、3月11日にDisney+(ディズニープラス)で、見放題での独占配信がスタートする。
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