2022年3月1日(火)07:00
WIT STUDIO新作「バブル」ヒロイン役にシンガーソングライター“りりあ。” OP主題歌はEve
(C)2022「バブル」製作委員会
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WIT STUDIOが手がけるオリジナルアニメ「バブル」のヒロイン・ウタ役を、シンガーソングライターの“りりあ。”が務め、エンディング主題歌も担当することが分かった。また、オープニング主題歌は、「呪術廻戦」の主題歌「廻廻奇譚」で知られるEveが担当する。あわせて、本予告映像も公開されている。
監督を荒木哲郎、脚本を虚淵玄、キャラクターデザイン原案を小畑健、音楽を澤野弘之が担当する同作では、世界に降り注いだ泡(バブル)によって重力が壊れてしまった東京を舞台にストーリーが展開。パルクールのチームバトル“バトルクール”に興じる少年・ヒビキ(CV:志尊淳)とウタの出会いが、世界を変える真実を明らかにしていく。
りりあ。が演じるウタは、ヒビキがバトルクールの最中、重力が歪む海に落下してしまった際に突如として現れ、彼を救い出す謎の少女。2人はお互いだけに聴こえるハミングをきっかけとして徐々に心を通わせていくが、再び東京で降泡現象が始まると、ウタは泡が奏でるハミングを聴きとってヒビキの前から姿を消してしまう。
今作が声優初挑戦となる、りりあ。は、書き下ろしエンディング主題歌「じゃあね、またね。」も担当。当初“りりあ。”はエンディング主題歌アーティストとしてのみ参加する予定だったが、素顔を明かさずに活動しているミステリアスさや、その歌声などがウタのキャラクター性と合致し、荒木監督らスタッフ陣たっての希望によりウタ役を務めることが決定したという。
Eveが歌うオープニング主題歌のタイトルは「Bubble feat. Uta」で、本予告内で音源が披露されている。本予告は「ヒビキに会えたから、私は私になれた」というウタの台詞とともに、海の中を漂う2人を描くシーンからはじまり、2人が次第に絆を深めていく様子やパルクールアクションなどを、メインキャラクターの声とともに収録している。
そのほか、無邪気な表情のウタとヒビキが、東京の上空で電車やトラックの車両とともに浮かぶ様子を描いた新ポスタービジュアルも公開。3月4日から販売が始まるムビチケ前売り券(1500円)の購入者に、小畑による描き下ろしビジュアルを使用したオリジナルクリアファイルが配布されることも決まった。
「バブル」は4月28日からNetflixで全世界配信。5月13日からは全国の映画館での上映もスタートする。以下にりりあ。、Eve、スタッフからのコメントを掲載する。
【りりあ。(ウタ役/エンディング主題歌担当)】
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最初は主題歌のお話だと聞いていたのでやりたい! と即答しました。その後にヒロイン役のお話を聞いて私が声優!? 無理! できるわけない! という気持ちと、楽しそう! やってみたい! の気持ちが行ったり来たりで大騒ぎでした。このような壮大な企画だと知ったのは、ヒロイン役も決まった後のことでした。
初めて台本を読んだ時、ウタの気持ちとリンクしすぎて泣きまくりました。今でも思い出して泣けるくらいウタに感情移入できたので、初めてのアフレコでしたが、あの時はちゃんとウタが心の中にいた気がします。
【Eve(オープニング主題歌担当)】
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「荒木哲郎×虚淵玄×小畑健×澤野弘之」
自分の好きが集結したような空間に、歌でご一緒させていただき感慨深い気持ちです。ピュアで優しくて、臨場感溢れるこの作品に今回書き下ろした「Bubble」という楽曲は今までみたことのないようなところにまで連れていってもらえたような気がします。
壮大で美しい世界観と、目が離せないアクション、個性豊かなキャラクターたち。熱量のあるこの作品に自分も関わることができて幸せです。ぜひ劇場で体感してみて下さい。パルクールかっこいい!
【荒木哲郎(監督)】
・りりあ。さんに関して
エンディングテーマ曲担当の方としてご紹介を受けましたが、ご本人の話し声や柔らかいムードが心地よく、それはヒロインのウタというキャラクターに求めているものそのものでしたので、思わず声までお願いしてしまいました。
聞いてもらえばわかりますが、どこかにいそうでどこにもいない、妖精のような存在感にハッとすると思います。そして何よりエンディング曲が、映画の満足度を何十倍にも高めてくれています。ていうか聞けば誰もがそう思う話なんで、自分がわざわざ言うまでもない話なんで、とにかく早く聞いていただきたいです!
・Eveさんに関して
もともとEveさんの「僕らまだアンダーグラウンド」のミュージックビデオを本編映像の参考にさせていただいており(素晴らしい曲と映像です。必見!)、かねてライブなども見せていただいていたので、お仕事をお願いするなんてぜいたくすぎる方ながら、いざ決まった時には何か「必然」と感じる部分すらありました。そもそもEveさんが表現するような世界こそが、今回自分が表現すべき目標としていたものだったからです。
それはたぶん、世の中の重たさとか憂鬱を引き受けつつもすり抜けて、軽快にジャンプする感じだと思います。そんな疾走感あふれるオープニング曲を、映画の冒頭で皆さんにお聴きいただきます。聴いてしまったら、もう観るのをやめられませんよ!
【川村元気(プロデューサー)】
すごい歌い手がいるとの噂を聞いた。初めてTikTokのアプリをダウンロードして、そこで、りりあ。さんに出会った。
自宅の部屋からアコギ1本で届けられる、すばらしい声、音楽的感覚。まさに新時代のアーティストの登場を目撃した気がした。
そのときふと、彼女が本作「バブル」のヒロイン・ウタと重なった。部屋の中からまだ出てきていない未知の存在、その無垢な声。
彼女にエンディングソングを歌ってもらい、かつヒロインの声もやってもらったら面白いのではないかと思った。荒木哲郎監督も、その賭けに乗ってくれた。
ウタというヒロインは、赤子のように主人公・ヒビキの前に現れ、そして次第に人間として様々な感情を得ていく。そのウタの成長過程をそのまま、りりあ。さんが体現してくれるのではないかと期待してお願いした。りりあ。さんは勇気を持って、受けてくれた。懸命にウタを演じてくれた。果たして映画は完成し、賭けは大きく成功したと確信している。ラストシーンの彼女の声は、観客の耳にいつまでも残るはずだ。
作品情報
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世界に降り注いだ泡〈バブル〉で、重力が壊れた東京。ライフラインが閉ざされた東京は家族を失った一部の若者たちの遊び場となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。ある日...
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