「SPY×FAMILY」OP曲はOfficial髭男dism、ED曲は星野源　本予告が公開

本予告の一場面

(C)遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会

イメージを拡大

テレビアニメ「SPY×FAMILY」のオープニング主題歌が「Official髭男dism」による楽曲「ミックスナッツ」、エンディング主題歌が星野源の楽曲「喜劇」に決定した。あわせて、「喜劇」を使用した本予告が公開されている。

原作は、コミックスの累計発行部数が1250万部を突破している遠藤達哉氏の漫画。極秘任務を課された凄腕スパイの黄昏（たそがれ）が、ロイド・フォージャーという偽名を名乗り、殺し屋のヨルを妻、超能力者のアーニャを娘として、それぞれの素性や能力を明かさないまま一般的な家族として生活していく姿を描く。

オープニング曲を担当する「Official髭男dism」

イメージを拡大

オープニング曲「ミックスナッツ」、エンディング曲「喜劇」ともに、本作のために描き下ろされた楽曲。Official髭男dismからは「ずっと原作のファンだったので、まさか自分達がオープニング主題歌を担当させて頂けるとは思っておらず、とても嬉しかったです」とのコメントが寄せられ、楽曲に込めた思いを明かしている。

「アーニャがピーナッツが好きと言う話が、子どもながらに渋くて良いなと思ったことがあって。普段自分もよく口にしているミックスナッツの中にピーナッツが入っているなと不意に思い調べてみたら、見た目は似ていても木から生えるナッツと地面の下で育つピーナッツとで、ピーナッツだけは見た目は似ていても本当は違う種類だと分類されていたんです。それが今回の作品のテーマである、正体を隠しながら偽物の家族を演じ、本当の家族の様に何かに立ち向かって行く面白さがあるというところ、そして本物かどうかよりも自分のもとに訪れる幸せや喜びがあればそれだけで良いのではと言うことを感じ、作品に想いを馳せながら制作しました」

エンディング曲を担当する星野源

イメージを拡大

一方の星野は、「オファーをいただいた時、ちょうど原作を読み終えたタイミングだったので運命のように感じました」と告白する。さらに、「『家族をテーマに』と、制作の方にメッセージをいただいたので、物語が持つ家族感を意識しながら、自分の考える家族像を歌にしました。以前、同じテーマで『Family Song』という楽曲を作ったことがありましたが、今回の『喜劇』という楽曲では、また全く違うものができたと思います」と説明。「喜劇」を使用した本予告は、スパイアクション要素とハートフル要素を盛り込んだ内容となっている。

(C)遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会

イメージを拡大

(C)遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会

イメージを拡大

(C)遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会

イメージを拡大

また追加キャストも発表されており、黄昏の協力者であり情報屋のフランキー・フランクリン役を吉野裕行、黄昏の上司のシルヴィア・シャーウッド役を甲斐田裕子、イーデン校の寮長（ハウスマスター）であるヘンリー・ヘンダーソン役を山路和弘が担当する。

「SPY×FAMILY」は、テレビ東京系で4月9日から毎週土曜午後11時放送。4月9日午後11時30分から各種配信プラットフォームでも順次配信スタート。また初回放送に先がけて、4月1日午後7時から東京、大阪、愛知、岡山、北海道、福岡で「第1話・第2話最速プレミア上映」を実施。TOHOシネマズ日比谷会場のみ、キャストの江口拓也、種崎敦美、早見沙織による舞台挨拶も行われる。チケットは3月18日正午から発売中（https://w.pia.jp/t/spy-family/）。

Official髭男dism、星野のコメント全文は以下の通り。

【Official髭男dism（オープニング主題歌）】
・オープニング主題歌を担当されると決まった時の感想を教えてください
ずっと原作のファンだったので、まさか自分達がオープニング主題歌を担当させて頂けるとは思っておらず、とても嬉しかったです。それと同時に、これは何が何でも良い楽曲を書き下ろそうと意気込んだ事を覚えています。

・原作漫画『SPY×FAMILY』を読んだ感想をお聞かせください
ロイド、アーニャ、ヨルの3人は凄い能力をそれぞれ持っているけれど、いざ日常生活の中に入っていくと、その中で色々なことでつまずいてしまう部分に親しみを持って読んでいました。
壮大な世界観で繰り広げられる物語の中で、不意に登場してくるファミリーとしてのやりとりやキャラクターが抱く感情が、普段の自分達の日常とリンクして共感できる作品だなと思っています。

・曲名や楽曲に込めた想いを教えてください
アーニャがピーナッツが好きと言う話が、子どもながらに渋くて良いなと思ったことがあって。普段自分もよく口にしているミックスナッツの中にピーナッツが入っているなと不意に思い調べてみたら、見た目は似ていても木から生えるナッツと地面の下で育つピーナッツとで、ピーナッツだけは見た目は似ていても本当は違う種類だと分類されていたんです。
それが今回の作品のテーマである、正体を隠しながら偽物の家族を演じ、本当の家族の様に何かに立ち向かって行く面白さがあるというところ、そして本物かどうかよりも自分のもとに訪れる幸せや喜びがあればそれだけで良いのではと言うことを感じ、作品に想いを馳せながら制作しました。

・アニメを楽しみにしている方にメッセージをお願いします
本当に素晴らしい作品で、自分もいちファンとしてアニメ化を切望していたのでとても嬉しい気持ちです。作画も素晴らしく、是非ご期待頂ければと思います。
そしてもし良ければ、オープニング主題歌「ミックスナッツ」の方にも思いを馳せながら聴いて頂ければ嬉しいです。

【星野源（エンディング主題歌）】
・エンディング主題歌を担当されると決まった時の感想を教えてください
オファーをいただいた時、ちょうど原作を読み終えたタイミングだったので運命のように感じました。とても楽しく読んでいたので、この作品のエンディング主題歌を作れることがすごく楽しみでした。

・原作漫画『SPY×FAMILY』を読んだ感想をお聞かせください
この「家族構成」そのものが素晴らしい発想だと思いました。武力を持っているがお互いに何も知らない黄昏とヨル、そして武力はないが物語を進める力を持ち、二人の秘密すべてを知っているアーニャ、というバランスが最高ですよね。すごくシリアスな物語になってもおかしくない設定を持つ作品だと思いますが、“喜劇”や“コメディ”として楽しめる所がとても好きでした。

・曲名や楽曲に込めた想いを教えてください
「家族をテーマに」と、制作の方にメッセージをいただいたので、物語が持つ家族感を意識しながら、自分の考える家族像を歌にしました。以前、同じテーマで「Family Song」という楽曲を作ったことがありましたが、今回の「喜劇」という楽曲では、また全く違うものができたと思います。

・アニメを楽しみにしている方にメッセージをお願いします
『SPY×FAMILY』のアニメーション世界を彩ることができてとても嬉しいです。一生懸命作りましたので、ぜひエンディングや“喜劇”という楽曲も、隅々まで楽しんで頂けたらと思います。