2022年3月30日(水)20:30
片渕須直監督新作、制作現場を映した映像公開 疫病がまん延する平安京で生きる清少納言たち
紹介映像の一場面
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「この世界の片隅に」の片渕須直監督による新作(タイトル未発表)の紹介映像第2弾がYouTubeで公開された。
同作は、作画監督を安藤雅司、美術監督を水谷利春、監督補を浦谷千恵が担当し、片渕監督と浦谷氏が取締役を務めるコントレールがアニメーション制作を担う。5年の準備期間を経て、本編の制作が本格的に開始されることがアナウンスされている。
「みんなが思う『枕草子』の時代の印象を塗り替える」と銘うたれた映像には、「疫癘(えきれい/疫病のこと)」「清少納言たちが生きること」というテロップが新たに登場。疫病に苦しむ平安京の人々が手をとりあう姿などを描いた絵コンテや、制作現場の様子が映されている。
制作現場の様子
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片渕監督のコメント全文、紹介映像第2弾の説明文は以下のとおり。
【片渕須直(監督)】
清少納言たちが歩む道は決して明るくなく、取り巻く世界も険しく、厳しい。
この映像の先に何があるのか。
これから作り出していきたいと思います。
【紹介映像第2弾の説明文】
千年前 平安京には種類の異なる疫病の数々がすぐ隣に横たわっていた
時代のうねりの中で彼女たちは生きていく
暗闇に覆われた日常に灯る光
色失せた日々の中に宿る希望
私は枕草子を書き記し続ける
いつまでも彼女たちのあの笑顔を留めるために
作品情報
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死んだら人はどこへ行ってしまうのだろうか。消えてしまうのだろうか。京都で死者数万人、死体は山に置かれ、町の外には野犬が蔓延る一。
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