2022年4月25日(月)18:00
第26回手塚治虫文化賞、マンガ大賞は魚豊「チ。―地球の運動についてー」
マンガ大賞に輝いた「チ。―地球の運動についてー」
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第26回手塚治虫文化賞の各賞が発表され、年間のベスト作品を決めるマンガ大賞は魚豊氏の「チ。―地球の運動についてー」が受賞した。
マンガ大賞に輝いた「チ。―地球の運動についてー」は、異端思想が火あぶりに処せられていた15世紀のヨーロッパが舞台。主人公の神童・ラファウは、飛び級で入学予定だった大学で神学を専攻することを期待されていたが、異端思想ド真ん中の真理を研究する謎の男に出会ってしまう――。作者の魚豊氏は、100メートル走にすべてを捧げる人々を描いた「ひゃくえむ。」で2018年に連載デビューしたばかりの新星だ。
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さらに、斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者を選ぶ新生賞は、多様性を柔らかな筆致で描いた「教室の片隅で青春がはじまる」「今夜すきやきだよ」の谷口菜津子氏が受賞。短編、4コマ、1コマなどが対象の短編賞は、「いいとしを」「白木蓮はきれいに散らない」のオカヤイヅミ氏が選ばれた。なお特別賞は該当なし。
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第26回手塚治虫文化賞の贈呈式・記念イベントは6月2日に浜離宮朝日ホールで行われる。イベントには一般から200人(予定)が無料招待される(応募多数の場合は抽選/)。
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