2022年8月7日(日)12:00
「キングダム2」原泰久の描き下ろしネーム掲載、全80Pの超豪華冊子 8月11日から入場者プレゼントとして配布
ネーム、インタビューなどが収録された全80ページの超豪華冊子「キングダム伍巻」
(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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公開19日間で累計観客動員数216万人、興行収入31億円を突破した「キングダム2 遥かなる大地へ」(公開中)の原作者・原泰久氏の描き下ろしネームを掲載した、全80ページの超豪華冊子「キングダム伍巻」が、8月11日から入場者プレゼントとして配布されることが決定。原氏が考案した「キングダム2」のオリジナルストーリー部分のネームが、48ページにわたり収録されている。
既刊65巻の累計発行部数が9000万部(22年6月時点)を突破した人気漫画「キングダム」(集英社刊)は、紀元前、中国春秋戦国時代に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・えい政(後の秦の始皇帝)の物語。山崎賢人主演の実写映画版「キングダム」は、興行収入57億3000万円の大ヒットを記録し、2019年の邦画実写作品で1位を獲得した。続編「キングダム2 遥かなる大地へ」では、信の初陣であり、大将軍への第一歩でもある「蛇甘平原(だかんへいげん)の戦い」が描かれる。
(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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全国100万人限定の入場者プレゼント「キングダム伍巻」には、原氏が「今作で一番泣いたところかもしれません」と語る、敵に追われた信(山崎)と羌かい(清野菜名)が夜通し語り合うシーンや、羌かいが尾平(岡山天音)に「だってお前はまだ生きているじゃないか!」と叫ぶ場面など、オリジナルストーリーのネームを収録。実際にキャストやスタッフも、このネームを読み込んで、撮影に臨んだという。
冊子にはそのほか、前作の「王都奪還編」の振り返り、本作の「蛇甘平原の闘い」の誕生秘話など原氏のロングインタビューをはじめ、「伍」のメンバー(山崎、清野、岡山、三浦貴大、濱津隆之)のインタビュー、原氏と佐藤信介監督の対談企画などをラインナップ。原作コミックと同様の形状で、原作と並べて本棚に飾ることができるサイズとなっている。
(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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「キングダム2 遥かなる大地へ」の入場者プレゼント「キングダム伍巻」(全国100万人限定)は上映館で、鑑賞者ひとりにつき1冊配布される。原氏と佐藤監督のコメント(全文)は、以下の通り。
■原泰久
(オリジナルシーンに込めた思い)
原作で描かれている部分は、漫画で既に感想をもらっているのである程度の担保があるんですが、映画オリジナルの展開はそれがありません。お客さんの反応を得ていないものをそのまま映像化してもらったので、一抹の不安がありました。でも結果的にそこが凄く強いドラマに仕上がっていて、完成したシーンを見て感動しました。面白かったし、今作で一番泣いたところかもしれません。あのシーン以降、羌かいが出るごとに泣きモードに入ってしまいました。信との掛け合いを経て、羌かいの感情が少しずつ変わっていく流れは何度でも見たいですね。
■佐藤信介監督
(オリジナルシーンのネームを見て感じたこと)
最初にネームがあると聞いた時、ぜひ見たいと思いました。実際には無いシーンですから、まさに“原作”。原画展等で先生の絵は見ていて、緻密な絵を描かれる印象があったのですが、ネームはまさにパワーだけが描かれていると思いました。パッションだけがそこにある感じです。だから、ページによっては先生のパッションに圧倒されて、見ているだけで体力を消耗してしまうくらいのパワーがありました。先生が何を言いたいのかという事以上に、どういう感情がこみあげてきているのかが凄く伝わってきました。役者やスタッフにも見てもらって、シーンを作り上げました。まさに先生の魂と言いますか、原作の奥にある物を見せてもらったような気持ちです。
作品情報
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紀元前、中国西方の秦国(しんこく)。今は亡き親友と夢見た「天下の大将軍」を目指す下僕の少年・信(しん)は、王都で起きたクーデターに巻き込まれ、秦王・嬴政(えいせい)と運命的な出会いを果たす。時は...
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