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ニュース 2022年8月28日(日)20:00

山寺宏一、初めて日本語吹替版制作を提案 自らキャスティングした「マーダーズ・イン・ビルディング」豪華声優陣は?

羽佐間道夫、林原めぐみ、戸田恵子、安原義人、山路和弘らが参加

羽佐間道夫林原めぐみ戸田恵子、安原義人、山路和弘らが参加

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山寺宏一が日本語吹き替え版制作を提案し、キャスティング協力という形で携わるという、自身初の取り組みに挑んだミステリーコメディドラマ「マーダーズ・イン・ビルディング」のシーズン1&2(吹き替え版)が、9月にディズニープラスで配信されることが決定。山寺のキャスティング案が反映された、羽佐間道夫林原めぐみ戸田恵子、安原義人、山路和弘ら豪華声優陣と、シーズン1の吹き替え版予告編が披露された。

Huluのコメディドラマで、配信初日に史上最も視聴された作品(2021年9月時点)となり、ドラマ界のアカデミー賞と言われる第74回エミー賞で、新作ドラマとしては最多となる17部門のノミネートを果たした「マーダーズ・イン・ビルディング」。セレーナ・ゴメスが8年ぶりにドラマ主演を務め、ハリウッドコメディ界のレジェンドであるスティーブ・マーティンとマーティン・ショートが共演した。日本では、字幕版がディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で配信されており、8月23日にシーズン2最終話の配信を控えている。

実録犯罪番組マニアという共通点から意気投合したチャールズ(マーティン)とオリバー(ショート)、そして孫ほど年の離れた女性メイベル(ゴメス)という、同じ高級マンションに住む3人のご近所さんが、マンション内で突如起こった殺人事件の謎に迫る。実録犯罪番組に憧れ、事件についてのポッドキャスト番組をスタートさせる3人が、事件の真相を追うなかで、互いの嘘や悩みに向き合いながら、絆を深めていく。

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そして、山寺たっての希望で、本作の吹き替え版の制作が決定。「作品を見てみたら、センスに溢れた作品で、ただのコメディではなく、ミステリーというのがベースになっているのがすごく楽しくて、たくさんの人に見てもらいたいと感じました。それから、ディズニープラスのイベントで『日本語吹き替え版作らないんですか?』という話をしました」という熱い思いが実を結び、キャスティング協力という形で制作に関わることになったという。山寺の発案で集結したのは、羽佐間、林原、戸田、安原、山路に加え、内田夕夜中村悠一、大西多摩恵、神尾晋一郎、シーズン2から登場するキーキャラクターの声を務める鳳芳野、斎賀みつき勝生真沙子。若手人気声優からすベテラン声優まで、豪華な顔ぶれとなった。

山寺は配役について、「誰がやったらこの作品が面白くなるんだろうという視点から純粋に考えました。それが実現したので、ほんとに夢がかなったという気持ちです。こんなにおもしろい作品に巡り合えて、さらに自分が共演したい人たちと一緒に作り上げることが出来たということが、本当に幸せです。この作品に携われて、声優をやっていてよかったなと本当に思いました」と語る。「いろいろな魅力がすごくたくさん詰まった作品ですが、ミステリーコメディの中に深い人間ドラマがしっかり描かれているのが大きな魅力。脚本・演出もとにかく作り込まれていて、ワンカットワンカットがとても洗練されています。これ以上面白い作品あるんだったら教えて欲しいですね!」とアピールした。

「マーダーズ・イン・ビルディング」のシーズン1&2(日本語吹き替え版)は、9月にディズニープラスで配信される。吹き替え版キャストの役どころとコメントは、以下の通り。

■チャールズ(スティーブ・マーティン/CV:羽佐間道夫
(役どころ)
かつて、探偵ドラマの主演として人気を博した元テレビスター。いまでは仕事もなく孤独な生活を送っていたが、オリバーやメイベルと殺人事件の捜査を始めたことで、仲間も増え、人生の楽しみを見出していく。

(コメント)
「戸田恵子さんと3人でご飯を食べている時に突然、『どうですか!?羽佐間さん!』と山ちゃんから声をかけられたんですよ。そのまま山ちゃんに引きずりこまれましたね」

「実は収録にあたって、お願いだから1人で収録するのはやめてもらいたい、というお願いを制作の方にしたんです。やっぱり他の方とも同じシーンを一緒に収録をすることで、キャラクター同士の呼吸や空気感を作品に吹き込むというのをやりたかったんですよね。劇中の間やキャラクター達の掛け合いをものすごく自然に楽しんでもらえるんじゃないかと思います!」

■オリバー(マーティン・ショート/CV:山寺宏一
(役どころ)
ブロードウェイで活躍していた元舞台監督。大きな失敗で仕事を失い、いまでは息子にお金をせびりながら生活している。事件を捜査するポッドキャストを立ち上げ、人生で再び一旗揚げるために奮闘する。

■メイベル(セレーナ・ゴメス/CV:林原めぐみ
(役どころ)
年の離れたチャールズやオリバーにも気負うことなく接する芯の強い女性。人付き合いが苦手で、ミステリアスなオーラが漂うキャラクター。事件の捜査をきっかけに、チャールズやオリバーと親密になっていくが、自身も大きな隠し事を抱えている。

(コメント)
「実は、実写の吹き替え版は少し苦手意識があったのですが、こんな貴重なお話を伺えたので挑戦してみようかなと素直に思えました。一人収録も多い中、羽佐間さん、山寺さんとご一緒させてもらえていて、毎回、毎回ほんとうに楽しかったし、宝物の時間になりました!」

「『大変! 大変! 大変!』って言いながらオリバーが階段を駆け下りるシーンあったんですが、ほんとに演じているキャストの方々がそのまま日本語を話しているんじゃないかっていう感覚になって、山ちゃんに思わず『うまいね~!』って言っちゃったんです(笑)。ほんとに収録の時間が楽しくてしょうがなかったんですよ!」

■ジャン(エイミー・ライアン/CV:戸田恵子
(役どころ)
同じマンションに住むプロのファゴット奏者。事件を捜査する3人に手を貸す、4人目の協力者。チャールズと意気投合し、次第に仲を深めていく。

(コメント)
「羽佐間さんは山寺さんや私にとっても、リスペクトしているレジェンド。その人と、もう一回お仕事出来るというのが嬉しかった。オファーをもらった時は、まだドラマを見ていなくて中身も知らなかったんだけど、一気に見て、とにかく面白かった! それに、山ちゃんがすごく力を入れたキャスティングは、全部ドンピシャの素晴らしいものになっていると思います。そこに注目をして見てほしいです」

■テディ(ネイサン・レイン/CV:安原義人)
(役どころ)
同じマンションの住人で、かつてオリバーの舞台にも資金提供をしていた、飲食店を経営する実業家。ポッドキャストの支援を申し出るが、次第に彼自身も容疑者として疑われ始める。

■スティング(スティング/CV:山路和弘
(役どころ)
マンションのペントハウスに住む世界的なアーティスト。ひょんなことから殺人事件の容疑者として疑われる。

■ティム・コノ(ジュリアン・スィーヒ/CV:内田夕夜
(役どころ)
殺人事件の被害者で、周りの住人から苦情が多数寄せられていたマンション内の嫌われ者。当初警察では、事件性はないと判断されていたが、他殺だと確信したチャールズたちは、事件の捜査に乗り出す。

■オスカー(アーロン・ドミンゲス/CV:中村悠一
(役どころ)
同じマンションにかつて住んでいた青年。被害者ティムと親しかった物語の重要人物。

■バニー(ジェイン・ハウディシェル/CV:大西多摩恵)
(役どころ)
住人から煙たがられているマンションの理事長。チャールズたち3人を厄介者扱いし、マンションから追い出そうとする。

■サム(ジャブーキー・ヤング=ホワイト/CV:神尾晋一郎
(役どころ)
ポッドキャストの熱狂的なファン。次第にチャールズたちとも交流を深めていく。

■レオノーラ(シャーリー・マクレーン/CV:鳳芳野)
(役どころ)※シーズン2より登場
マンションの管理人バニーの母。マンションの危機に駆けつける、シーズン2のカギを握る人物。

■アリス(カーラ・デルビーニュ/CV:斎賀みつき
(役どころ)※シーズン2より登場
アートギャラリーのオーナー。SNSを通じてメイベルと親密な関係を築いていく、シーズン2のメインキャラクター。

■エイミー・シューマー(エイミー・シューマー/CV:勝生真沙子
(役どころ)※シーズン2より登場
スティングの次にペントハウスに移り住む住人。アメリカで最も有名なコメディエンヌのひとり。

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