2022年10月11日(火)12:00
伝説のBL「タクミくんシリーズ」新たに実写映画化決定 森下紫温&加藤大悟が主演
累計500万部を超える伝説のBL小説「タクミくんシリーズ」
(C)ごとうしのぶ/KADOKAWA
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累計500万部を超える伝説のBL小説「タクミくんシリーズ」が新たに実写映画化され、2023年に劇場公開されることが決定した。
「タクミくんシリーズ」は、1992年4月から2014年3月まで小説「タクミくんシリーズ」として全28巻、16年3月から17年2月にかけて「タクミくんシリーズ 完全版」として、これまでの物語を時系列順に収録された全11巻の文庫新装版、14年12月より大人になった託生やギイたちを描いた「崎義一の優雅なる生活」が5巻まで刊行されている。
名門の全寮制男子校に通うふたりの男子校生が、さまざまな事件を経て、ついに恋人同士になる学園ラブストーリーは、コミックス化だけでなく、カセット・CD化、舞台化されるまでに至り、一大ブームを巻き起こした。07年に初めて「そして春風にささやいて」が実写映画化され、09年に「虹色の硝子」、10年に「美貌のディテイル」と「Pure ~ピュア~」が立て続けに製作され、11年にシリーズ完結となる「あの、晴れた青空」まで、全5作(以降、旧シリーズ)が劇場公開された。
小説が発売されてから30周年を迎える今年、劇場映画の新シリーズが始動することに。葉山託生役は、芸能界デビューしたばかりながら「TikTokの動画が癒される」と人気となった新人・森下紫温。託生の恋人・崎義一役は、ミュージカル「刀剣乱舞」や「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage、舞台「魔法使いの約束」など人気作品に出演する加藤大悟。監督は、旧シリーズに続き、横井健司が担当する。
森下紫温
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加藤大悟
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原作者・ごとうしのぶ氏の新シリーズに向けたコメントは、以下の通り。
【ごとうしのぶ】
小説家デビュー30周年の今年、光栄なことに、タクミくんシリーズ6作目の映画が作られることになりました。
まずは、これまで5作も作っていただけたことに、とても感謝しております。
当時劇場で観てくださったり、DVDなどで観てくださったり、応援してくださった方々のおかげであり、制作にかかわってくださったスタッフの方々のおかげであり、体当たりの熱い演技を映像に刻んでくださったキャストの方々のおかげです。
ありがとうございます。
あれから、原作はひとつの区切りを迎えました。
タクミくんシリーズの高校生編が最終回を迎え、物語の結末が、明らかになっています。
今は大学生編や社会人編へと続いておりますが、それは横へ措かせていただき、高校生だった彼らの物語を、時系列順に並べて、まとめた、「タクミくんシリーズ完全版(全11巻)」が、ルビー文庫より出版されております。
今回の6作目の映画は、その完全版を元に制作されています。
「長い長い物語の始まりの朝。」「暁を待つまで」「そして春風にささやいて」の3タイトルを使い、原作にエンドマークがついたからこその、ストーリー構成となっています。
横井監督にはぜひにと続投をお願いしましたが、キャストはガラリと一新されます。
主役に関しては、葉山託生役は森下紫温さん 崎義一役は加藤大悟さんの、おふたりに、演じていただくことになりました。
現在は日本だけでなくアジア各国でBLの実写作品が花盛りですが、BL映画の先駆けの頃に作られた1作目、右も左もわからぬ中、果敢に挑戦してくださった1作目のおふたり、2作目以降を演じてくださったおふたりも主役を引き継ぐプレッシャーにたいそう緊張しながらも、自分たちらしさを窮めていこうと努力してらしたことを、昨日のことのように覚えています。
そうしてバトンが渡されて、年月を経て、再び、新作映画が作られることは、原作者として、光栄以外のなにものでもありません。
新しいキャストで、どのようなタクミくんの世界を作っていただけるのか、とてもとても、楽しみです。
みなさまにも、ぜひ、楽しみにしていただきたいですし、
新キャストでのタクミくんシリーズを、ぜひとも応援していただきたく思います。
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