芦田愛菜「かがみの孤城」でオオカミさま役　「大好きな物語の世界の一員になれた」

物語の鍵を握るオオカミのお面を被った謎の少女・オオカミさまの声を担当

(C)2022「かがみの孤城」製作委員会

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芦田愛菜が、直木賞作家・辻村深月氏のベストセラー小説を劇場アニメ化する「かがみの孤城」に参加していることがわかった。物語の鍵を握るオオカミのお面を被った謎の少女・オオカミさまの声を担当している。

本作は、学校での居場所をなくし家に閉じこもる中学生・こころを主人公に「鏡の中の城」で巻き起こる出来事を描くファンタジーミステリー。「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！オトナ帝国の逆襲」「河童のクゥと夏休み」などを手がけ、“泣けるアニメーションの名手”との呼び声高い原恵一が監督を務め、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」「心が叫びたがってるんだ。」のA-1 Picturesがアニメーション制作を担当する。

(C)2022「かがみの孤城」製作委員会

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7月に本作の特報が解禁されると、映像の中ではオオカミさまが登場しつつも、その声の主はベールに包まれていた。SNS上では「オオカミさまの声は誰…？」「オオカミさまの凛々しい声がぴったり！」「オオカミさまの声ってもしかして…？」など話題になっており、ついに担当する声優が芦田であることが発表された。

オオカミさまは、主人公・こころ（CV:當真あみ）を含めた中学生7人を「鏡の中の城」に集める人物。アフレコを終えた芦田は「辻村深月さんの大ファンなので、本当に大好きな物語の世界の中の一員になれたというのがどこかまだ信じられないような気持ちでいますし、すごく嬉しいです。」と本作に参加できる喜びを語った。

「私が原作を一番最初に読んだ時は主人公たちと歳が近かったので、こんなにも私たちの気持ちを代弁してくれるのか、と思いました。私も歳を重ね、大人に近づいて、もう一回読み直してみると、登場人物たちのすごく真っすぐで純粋な気持ちというのが、何かを思い出させてくれるような気がして、そういう大人と子供を繋いでくれるというのが辻村さんの作品の魅力の一つなのではないかと思っています。ぜひこころたちと同い年くらいの方にも、もっと大人の方にもたくさんの方に見ていただきたいです」

なお、10月24日からは、ポスターをかざすとオオカミさまが現れるARコンテンツや、オオカミさまとおしゃべりができるチャットなど、本作の物語の鍵を握るオオカミさまを楽しめるコンテンツが展開される。詳細は、公式HPで確認できる。

「かがみの孤城」は12月23日に公開。