2022年12月10日(土)21:00
庵野秀明責任編集「逆襲のシャア」同人誌が復刻、23年1月刊行
復刻版の書影
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庵野秀明監督が責任編集を務めた同人誌「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会」が復刻され、2023年1月に刊行されることが分かった。12月30、31日に開催される「コミックマーケット101」の「アニメスタイル」ブース(企業ブース915)で先行販売される。
1993年末に刊行された同人誌は、富野由悠季監督をはじめとするアニメ業界関係者へのインタビューと寄稿をとおして「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」を検証・総括することを目的に制作された。参加者は以下のとおり。
裏表紙
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【インタビュー】
富野由悠季、山賀博之、井上伸一郎、内田健二、北爪宏幸、出渕裕、鈴木敏夫、永島収、押井守、幾原邦彦、ゆうきまさみ
【寄稿者(イラスト含む)】
あさりよしとお、大月俊倫、會川昇、早見裕司、此路あゆみ、鶴田謙二、サムシング吉松、藤田幸久、ことぶきつかさ、むっちりむうにい、ふくやまけいこ、美樹本晴彦
価格は3000円(税抜き)。23年1月にAmazon、アニメスタイル ONLINE SHOPなどで販売される。復刻版に新たに収録される庵野監督による文章の一部は以下のとおり。
【庵野秀明】
ほぼ29年前の巻頭言で示唆している様に、当時の自分はアニメーションの制作現場とアニメ製作業界に失望していた。上京以来40年、その状況に儚い抵抗を試みてはどうにもならずに失望するという流れを幾度も繰り返していると思う。
1993年当時も、今でもそうだ。
その都度、悲劇的な感傷を演じている自分が嫌だったし、このまま何もしないのも嫌だった。
だから何かしよう、とアニメの現状と自身の失望感へのレジスタンスとしてその時に試みたのが、「エヴァンゲリオン」というTVアニメの企画開発と他アニメ作品の分析と検証だった。
失望から希望を見出す動因として始めた本誌の編集作業が結果的に、「エヴァ」という企画を纏める要因となっている。「シン・ゴジラ」を創れた御陰で「シン・エヴァ」が形になった様に、「逆シャア本」を作った御陰でTV版「エヴァ」を進める事が出来たと思う。
作品情報
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宇宙世紀0093年。
ネオ・ジオンの総帥となったシャアは、地球に住む怠惰な人々を粛正するために隕石落とし作戦を開始した。ロンド・ベルのブライトたちは作戦阻止に奮戦するが、シャアの作戦は一枚上手...
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版]
2023年01月27日¥3,300
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2) (角川コミックス・エース)
2022年03月26日¥704
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