2023年3月10日(金)22:00
前田敦子&成海璃子&塩野瑛久で“孤独じゃない”テレ東のグルメドラマ 「かしましめし」実写ドラマ化
原作はおかざき真里氏の同名コミック
(C)「かしましめし」製作委員会
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おかざき真里氏の人気漫画「かしましめし」が、テレビ東京の「ドラマプレミア23」枠で実写ドラマ化されることが決定。前田敦子、成海璃子、塩野瑛久が主演を務めることがわかった。
「FEEL YOUNG」(祥伝社刊)で連載中の原作は、美大を卒業後、同級生の自死をきっかけに再会したアラサーの男女3人が、それぞれの人生に悩みながらも、みんなで集まっては賑やかな“おうちごはん”を囲み、やがて一緒に暮らしていくようになるという物語。思わず頷いてしまうほどの共感度抜群のセリフ、作中に出てくるおいしいレシピの数々にファンも多い作品だ。
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民放ドラマとしては事務所独立後初めての主演となる前田は、自死した同級生の元カノ・千春を演じる。上司からのパワハラにより心が折れて退職し、気分転換の方法としての“料理”に活路を見出したデザイナーの女性だ。成海が演じるのは、自死した同級生が所属していたラグビー部の元マネージャー・ナカムラ。古風で堅い家庭で育ったため「結婚はするもの」という意識が強いが、同じ部署の婚約者から突然婚約破棄されてしまう女性だ。塩野が演じるのは、自死した同級生の元カレ・英治。「ゲイを親にカミングアウトするときは、最後まで“楽しい人生”を演じ続ける覚悟がなきゃダメ」というゲイの先輩の信条を胸に生きる男性だ。
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監督を務めるのは、WOWOW連続ドラマW「フェンス」やドラマ「デザイナー渋井直人の休日」「きょうの猫村さん」などの松本佳奈、映画「おいしい家族」や「ずっと独身でいるつもり?」のふくだももこ。脚本は「そばかす」「僕の好きな女の子」などの玉田真也、「しょうもない僕らの恋愛論」の今西祐子が担当している。
ドラマ内では、原作に出てくるレシピが再現される。第1話で登場する「包まない餃子」、串揚げ大会の「串揚げ」、「手巻き寿司」、「チュクミサムギョプサル」などが登場。ドラマ「今夜すきやきだよ」「ごちそうさん」や、映画「かもめ食堂」「川っぺりムコリッタ」などを担当してきたフードスタイリスト・飯島奈美が料理の監修を務める。
ドラマプレミア23「かしましめし」は、4月10日から放送スタート(毎週月曜23時06分~23時55分)。コメントは、以下の通り。
【前田敦子/小田千春役】
脚本の玉田真也さんとは度々ご一緒しているのですが、本作のオファーをいただいた頃、映画のイベントでお会いした時に「かしましめしは素敵な作品ですよね」という話もして、とてもご縁を感じたので、すんなりと「やりたいです」とお答えしました。みんなでお喋りしながら毎回おいしいごはんを何品も食べるので、どんなメニューが出てくるのか楽しみです。
3人が出会うのと同じ春にスタートするドラマなので、現実世界と同時進行で3人が生きているかのように身近に感じてもらえたらと思います。友達同士で集まってみようかなとか、おいしいごはんを食べるために仕事頑張ろうとか、このドラマが日常の中で自分が少し幸せになるものに繋がるきっかけになってくれたら嬉しいです。
【成海璃子/中村聖子(ナカムラ)役】
最初にお話を聞いた時は、友人と暮らすのって楽しそうで憧れるので、作品の中で擬似体験できることが嬉しかったです。自分と同世代の等身大な役を演じることも楽しみです。
原作はじめ脚本にも良い言葉がたくさんあり、共感できるものが多かったです。それぞれ抱えている事情はあるけど、ほどよい距離感で寄り添いながら、一緒に美味しいごはんを食べる三人の関係性が素敵だと思いました。一人じゃなく、誰かと分かち合って食べるのっていいものだなと思いました。
【塩野瑛久/雨海英治役】
台本を読んでいく中で刺さる台詞達はどれも押し付けがましくなく、それぞれの生き方を物語る象徴が散りばめられているように感じました。生きてきた環境が違えば抱える想いも違うから、仕事に人間関係、様々な形があると思います。それでも我々が日々口にする食事だけは同じ時間を共有できる唯一の環境なんじゃないでしょうか。
僕はこの「かしましめし」という作品に携われて本当に"運がいい"です。日々強く、そして繊細に生きる全ての皆さまに届いて欲しい作品だと思っています。この作品も、より多くの人が共有できる。そんな作品にできるよう全力で向き合おうと思います。
【おかざき真里(原作者)】
「かしましめし」はマイペースにかなりゆっくり、ひっそり連載しているお話です。役者さんみなさまそれぞれバックボーンを持っていてかつ華やかで、彼・彼女らの口から出る台詞を一刻も早く聞きたくなりました。脚本も原作をとても大事にしていただいて、さらにテンポよく一歩踏み込んで面白くなっていて、期待しかありません。まして「食べ物ドラマ」で評判の高いテレ東さんです、自分が普段作っているメニューなのに視聴したら夜中にお腹が空くこと必至です。テレビの前のみなさまに、温かい気持ちになったりお腹が空いたり、明日もちょっと生き延びようと思ってもらえますように。
【藤田絵里花(テレビ東京プロデューサー)】
はじめてこの原作を読んだ時、ちょうど自分もこの3人と同じ年齢でした。「30歳を目前に控えたこの煮え切らない空気感、わかるわかる!」とページを捲る手が止まらず、同時にこの3人の関係がとても羨ましくなりました。干渉しすぎず、でも支え合いながら共に生活をするこの関係が、とても繊細で美しく、尊いものに見えたからです。
また、この3人を優しく包み込む“おうちごはん”も、毎度魅力的です。劇中には“人と分かち合うからこそ、楽しくて美味しい”。そんなごはんの数々が沢山登場します。一週間の始まりの月曜日、美味しいごはんとともに、優しい時間を共有できればと思います。テレビ東京が贈る「孤独じゃないグルメ」、ご期待ください!
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