2023年3月13日(月)12:00
フランスで50年以上愛される児童書をアニメ映画化、アヌシー最高賞「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」6月9日公開
いたずら好きの男の子二コラ
(C)2022 Onyx Films Bidibul Productions Rectangle Productions Chapter 2
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フランスで50年以上愛される児童書「プチ・ニコラ」を初めてアニメ映画化し、第75回カンヌ国際映画祭スペシャル部門出品、2022年アヌシー国際アニメーション映画祭ではクリスタル賞(最高賞)を受賞した「Le Petit Nicolas - Qu'est-ce qu'on attend pour etre heureux ?」 (原題)が、「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」の邦題で6月9日公開される。
いたずら好きの小学生プチ・ニコラとクラスメートたちの愉快な毎日を描いた原作は、フランスで50年以上愛され続け、世界30カ国で翻訳されているロング・セラー。映画はパリを舞台に、「プチ・ニコラ」の物語と原作者二人の喪失と創造の人生を交え、ノスタルジーと幸せにあふれた作品に仕上がった。
本作を初めてアニメーション作品として映画化するにあたり、原作のイラストレーターであるジャン=ジャック・サンペがグラフィック・クリエーターとして参加、世界の映画祭で高く評価された。さらに本作は、3月17日から開催される第1回新潟国際アニメーション映画祭コンペティション部門への出品も決定しており、3月19日、20日には、二人の監督アマンディーヌ・フルドン、バンジャマン・マスブルを迎えて、ジャパンプレミアが予定されている。
6月9日から、新宿武蔵野館、ユーロスペース他にて順次公開。
<あらすじ>
パリの街並みを望む小さなアトリエ。イラストレーターのサンペと作家のゴシニは、いたずら好きの男の子のキャラクター、ニコラに命を吹き込んでいた。大好きなママのおやつ、校庭での仲間達との喧嘩、先生お手上げの臨海学校の大騒ぎ。ニコラを描きながら、望んでも得られなかった幸せな子供時代を追体験していくサンペ。また、ある悲劇を胸に秘めるゴシニは、物語に最高の楽しさを与えていった。児童書「プチ・ニコラ」の心躍らせる世界を創造しながら、激動の人生を思う二人。ニコラの存在は、そんな彼らの友情を永遠のものにしていく。
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