2023年3月24日(金)19:30
舞城王太郎が脚本、碇谷敦×あおきえい×NAZのSF探偵アニメ製作決定
2013年に設立されたNAZ10周年記念オリジナル作品
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小説家の舞城王太郎氏が脚本、「錆喰いビスコ」の碇谷敦が監督、「Re:CREATORS」「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」のあおきえいがスーパーバイザー務めるオリジナルアニメ「スペシャルキッド・ファクトリー」の製作が決定した。「惑星のさみだれ」のNAZが設立10周年記念作品としてアニメーション制作を担う。
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舞城氏はあおき監督とNAZが手がけた2020年放送のテレビアニメ「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」にもシリーズ構成・脚本として参加。「スペシャルキッド・ファクトリー」にはそのほか、副監督を又賀大介、メインアニメーターを浅利歩惟、キャラクターデザイン原案を小玉有起が担当し、「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」「錆喰いビスコ」に参加したメインスタッフが名を連ねている。
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キャラクター設定とイメージボードも披露され、今後同作の制作舞台裏を紹介する特別企画も予定されている。開設された公式サイトは英語にも対応していて、海外に向けての発信を意識した作品であるようだ。
舞城氏、NAZ代表の須田プロデューサーからのコメント全文は以下のとおり。
【舞城王太郎(脚本)】
UFOってたくさん見かけられてるのに、宇宙人の痕跡も結構見つかってるのに、どうして宇宙人は本格的に地球を攻めてこないんだろう?
と思ったのがきっかけです。
特別な力がなくても頑張る!
偽物の自分だとしても本物の何かを掴む!
普通の男の子なのに異常な状況を力強く生き延びていく姿、偽物の息子だったとしても本当の家族として彼を愛する両親の姿、冒険を通じて家族とは何かを解き明かしていく名探偵の姿を描きます。
【須田泰雄氏(NAZ Studio・CEO)】
「ID:INVADED」からはじまり、「錆喰いビスコ」と続いた、このチームの新たなる作品「スペシャルキッド・ファクトリー」は、正に特別なものになると確信しています。
その開発スタイルは非常に独創的であり、唯一無二な化学反応を生み出します。
私たちは作品を極めて限られた人数にて開発し、企画スタートの段階から、アイデアの相互交換を各スタッフ間で⾏っています。
それは、監督や脚本家そしてキャラクターデザインといった所謂メインスタッフと呼ばれるクリエーターだけでなく、実際に視聴者の目に触れるcutを描くアニメーターも含めてです。
参加スタッフ全員が、自分の作品と誇れる情熱で創られるこの物語を、楽しみにしていただけると幸いです。
そして本作は、「映像の鑑賞」という⼀方向なアプローチではなく、作り⼿とファンのコミュニケーションという双方向のアプローチによって、作品への思いが、螺旋を描き増加するように「熱量を体感できるエンターテイメント」を目指しています。
私たちは、スタートから存在し、創作作業が終わっても解散しません。
様々な作品展開、そしてPR、全てに参加します。
プロジェクトの進捗や変化を⼀緒に育み、公開時に熱狂し、感動を共に語り合う。
まだ誰も知らないその旅の始まりを、一人でも多くの方と共有できればと思っています。
アニメーションの更なる可能性を信じて。
作品情報
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僕は、まあ自分でこういうのも何だけど、普通だ。僕の家に、僕と全くそっくりな別の《僕》がやってくる・・が、そいつは偽者の僕ではない。僕こそが偽者で、そいつが本物で、僕はそいつのクローンだったのだ。...
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