2023年8月9日(水)12:00
「ハート・オブ・ストーン」ガル・ギャドット声優に甲斐田裕子 津田健次郎&佐倉綾音も吹き替え参加
ガル・ギャドットが敏腕スパイを演じるNetflix映画「ハート・オブ・ストーン」の日本版声優が、このほど発表された。長年ギャドットの声優を務めてきた甲斐田裕子に加え、津田健次郎、佐倉綾音が参加していることがわかった。
「ワンダーウーマン」「ワイルド・スピード」シリーズでお馴染みのギャドットが演じるのは、敏腕スパイ“レイチェル・ストーン”。高い身体能力と天才的頭脳を誇り、“有能すぎて”イギリスの諜報機関MI6と、世界平和のために活動する秘密組織チャーターの2つの組織に所属する超一流エージェントだ。ギャドットは「今までの作品の中で最もアクションシーンが多い」と語るほどの怒涛のアクションを繰り広げている。
ある時、武装組織に仲間を殺されたレイチェルは、組織の目的が、世界中のシステムを操作できるテクノロジー“ハート”を手に入れることだと知る。スマートフォンから飛行機の操作まで、あらゆる機械にアクセスできる“ハート”が悪用されると世界は崩壊の危機に陥ってしまう。奪われた“ハート”を奪還するため、レイチェルは敵組織の足取りを追うが、その背景には予想を超えた事態と驚がくの黒幕が待ち受けていた。
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甲斐田は、「ダイアナとはまた違った、新たなレイチェル・ストーンというキャラクターが誕生しました。強さと正義感、人間的弱さと未熟さ。言葉にすると似てますが、いつもと一味違うガルの魅力が満載です。それを日本語でも再現できるよう、精一杯演じました」と“ワンダーウーマン”と近い要素に加え、別の魅力も備えたレイチェルというキャラクターを解説している。
「呪術廻戦」七海建人役、「ゴールデンカムイ」尾形百之助役、「極主夫道」龍役でも知られる津田は、レイチェルの同僚で、誰にも言えない“秘密”を抱えるエージェントのパーカー(ジェイミー・ドーナン)役を担当。一方、「僕のヒーローアカデミア」麗日お茶子役、「SPY×FAMILY」フィオナ役を演じてきた佐倉は、悪組織の一員でレイチェルと“ハート”を巡るバトルを繰り広げるケヤ(アーリアー・バット)の吹き替えを務める。
「ハート・オブ・ストーン」は、8月11日よりNetflixで独占配信。コメントは、以下の通り。
【甲斐田裕子】
――吹替を担当することについて
今回もガルの吹き替えを担当できてとても嬉しいです!
ダイアナとはまた違った、新たなレイチェル・ストーンというキャラクターが誕生しました。強さと正義感、人間的弱さと未熟さ。言葉にすると似てますが、いつもと一味違うガルの魅力が満載です。それを日本語でも再現できるよう、精一杯演じました。これからのストーンの成長と仲間達とのミッションを見守れるよう、シリーズ化期待してます!
――アクションシーンの見どころ
前半で仲間を助けに戻った時の生身でのアクション。乗り物等を使ったアクションも盛り上がりますが、やっぱりガルのキレッキレの身のこなしを見てほしい。その分吹替のチェックも大変だったので!!
――ガル・ギャドットの魅力
ハッキリした美しい顔立ちと長い手足に目が行きがちですが、ご本人の声も大きな魅力の一つです。独特のハスキーな声はクセになります。吹き替えると聞こえなくなりますが、中に含まれている想いや情報は最大限表現しようと、いつも耳をそばだてて聞いています。
――過去の経験が活かされた部分
色んなスパイやFBIや殺し屋等やってきました。その積み重ねで今がありますが、同時に毎回新鮮な気持ちでその作品の意図や魅力を紐解きながらチェックし演じています。だから全編で活かしていますよ!
あと今回、佐倉さんのキャラとの関係性も重要な部分でしたが、私は密かに「2人の過去にもこんなことがあったりして…」と、ふと思っていました。
【津田健次郎】
――吹替を担当することについて
またこうしてジェイミー・ドーナンさんの吹き替えをやらせて頂ける事を嬉しく思います。彼が持っている影を纏った雰囲気はそのままに、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」や「ベルファスト」などとは違う魅力のある役なので新鮮に演じさせて頂きました。
――アクションシーンの見どころ
雪山での追跡シーンがあるのですが、スピード感とオリジナリティ溢れるアクションが満載で見応えのある映像になっています。
――演じる上で難しかったところ
アクションやテンポの速いシーンと心情を描くシーンが入り乱れる中で、色んな要素を同居させるのが難しかったですね。でもとても楽しかったです。
――アフレコ中に意識したこと
オリジナルの音声が持つ躍動感を大切にしつつ、生きている言葉に出来るよう意識しました。パーカーの持つ魅力が伝わると良いなぁ。
【佐倉綾音】
――吹替を担当することについて
『RRR』を見ており、意思のあるお芝居をされるとても素敵な役者さんだなと思っていたので、今回吹替を担当させていただけることになって本当に嬉しく思っています。
本作のような迫力溢れる大規模なアクションを披露するキャラクターの役を実写吹替で演じるのは初めてだったので、とても新鮮な気持ちで臨みました。
――演じていて楽しかったポイント
アクションシーンはもちろんですが、腹の探り合いや本心のぶつけ合いといった、三者三様の過去を持った人間同士の掛け合いシーンもとても楽しく演じさせて頂きました。
――演じる上で難しかったところ
アクションシーンの俳優さんと呼吸を合わせて演じるシーンはいつもとても難しいなと感じています。ひとつ吸う場所がズレてしまうと、どんどん気持ちと息がズレ込んでしまうので、集中力と気力を同時に消耗するかもしれません。
――過去の経験が活かされた部分
いつも様々な作品で様々な体験をした様々なキャラクターの人生について考えるので、演じる上でも日々を生きる上でも学びを頂く毎日です。その学びから、ケヤについて想像を巡らせて演じたので、私の礎にはいつも演じてきたキャラクターが必ずあるなと感じます。
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