2024年1月27日(土)20:00
岩明均のSF漫画「七夕の国」がディズニープラスで実写化 細田佳央太が主演、監督は瀧悠輔
「寄生獣」「ヒストリエ」などで人気を博す岩明均作品のなかでも、カルト的人気を誇る「七夕の国」
(C)2024 岩明均/小学館/東映
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1996~99年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載された岩明均氏のSF漫画「七夕の国」が、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」でドラマシリーズ化され、7月から独占配信することが決定した。「寄生獣」「ヒストリエ」などで人気を博す岩明作品のなかでも、カルト的人気を誇り、その壮大なスケールと刺激的な表現から「映像化不可能」と言われ続けていた“怪作”の実写ドラマシリーズを、「ガンニバル」などのを手がけるディズニープラスが世界に解き放つ。
主演を務めるのは、「町田くんの世界」をはじめ、「ドラゴン桜」「どうする家康」など話題作への出演で躍進を続ける若手俳優・細田佳央太。細田が演じる主人公の南丸洋二(みなみまる・ようじ)は、周囲からは“ナン丸”の愛称で親しまれているが、どこか抜けている大学生だ。ただ、「あらゆる物に小さな穴を空ける」という、不思議だが、何の役にも立たない超能力を持っており、世界を陥れる危機に立ち向かうことになる。瀧悠輔(「大豆田とわ子と三人の元夫」「クレイジークルーズ」)が監督を務める。
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細田は「今までで1番、主演として現場やスタッフの皆様とコンタクトできたと感じています」と手応えを示しており、「キャストの皆様、何よりも自分のことを受け入れてくれたスタッフチームの皆様のお心があってこそだったので、撮影が進むにつれ、主演としての自覚や意志が固くなっていきました」と、チーム一丸の現場に謝意。「今作を初めて知る方々もあまり身構え過ぎず、楽しんで頂けると思います」とアピールする。
あわせて、「日本中が、●にエグられる」という衝撃的なコピーとともに、都心の高層ビルが、突如現れた謎の球体によって大きくえぐられたティザービジュアルも公開。その異様な出来事を、ナン丸ら群衆が呆然と見上げ、絶望する様子から、劇中で展開されるであろう壮大なスケールのドラマへの期待が高まるビジュアルだ。
日本中を襲う“球体”の正体とは一体何なのか。何の役にも立たない小さな超能力を持ったナン丸は、この危機にどう挑むのか。そして、タイトル「七夕の国」が持つ意味とは――。未曾有の危機をもたらす“球体”の謎に挑むスリラー超大作に期待が高まる。
「七夕の国」は、ディズニープラス「スター」で、7月に独占配信。原作者の岩明氏、細田、瀧監督のコメントは、以下の通り。
■岩明均(原作)
とても楽しみです。自分の執筆漫画の映像化作品は、いわば孫みたいなもんなので、目の中に入れても痛くないです。ジイジたる私の頭ではとても追いつけない、いろんなワザや映像を見せてくれると思います。
■細田佳央太(主演・南丸洋二役)
今までで1番、主演として現場やスタッフの皆様とコンタクトできたと感じています。それにはキャストの皆様、何よりも自分のことを受け入れてくれたスタッフチームの皆様のお心があってこそだったので、撮影が進むにつれ、主演としての自覚や意志が固くなっていきました。ストーリーとしては、全部のロジックを一瞬で理解することは、少し難しいと感じるかもしれません。ただ、だからこそ原作で描かれているところはより丁寧に作られていると思いますし、物語のスピード感は、とても見やすいものになっているので、今作を初めて知る方々もあまり身構え過ぎず、楽しんで頂けると思います。
■瀧悠輔監督
「七夕の国」実写化という挑戦が出来ることにワクワクしています。ここまで来るのに多くの困難がありましたが、岩明均先生の込められたスピリッツに負けないよう最後まで丸神の里の人達と向き合っていくつもりです。今の日本を生き抜く皆様にぜひとも見て頂きたい物語となっていますので、どうぞよろしくお願いします。
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