2024年5月2日(木)20:00
スタジオジブリ「猫の恩返し」5月3日の金曜ロードショーで本編ノーカット放送
柊あおい氏の原作コミック「バロン 猫の男爵」は、宮﨑駿監督からのオファーで誕生
(C)2002 Aoi Hiiragi/Reiko Yoshida/Studio Ghibli, NDHMT
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スタジオジブリの「猫の恩返し」が、日本テレビ系の金曜ロードショーで、5月3日に本編ノーカット放送される。
森田宏幸が監督、宮﨑駿監督が企画を務め、「耳をすませば(1995)」の原作者・柊あおい氏のコミック「バロン 猫の男爵」(徳間書店刊)を映像化。「バロン 猫の男爵」は、宮﨑監督からの依頼で、柊氏がストーリーを考え、書き下ろし漫画にした作品だ。「耳をすませば」に登場した猫男爵の人形・バロンや猫のムタ(ムーン)、地球屋を使って、アニメの原作を描いてほしいと依頼されたという。
(C)2002 Aoi Hiiragi/Reiko Yoshida/Studio Ghibli, NDHMT
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柊氏は、物語を考え始めたとき、バロンとムタが活躍する以上、自身が普段書いている少女漫画ではなく、ファンタジーとして展開させていくことを考えた。そして、ファンタジーとなると、読者が感情移入し、一緒に物語の世界に入っていくことができる人物が必要だと感じ、どこにでもいる17歳の女子高生・ハルというキャラクターが誕生。そしてバロンが登場することから、同書を「耳をすませば(95)」の主人公・月島雫が成長して書いた物語という位置づけにした。柊氏は出版の際、「文/月島雫・絵/柊あおい」としたくなったと語っている。
(C)2002 Aoi Hiiragi/Reiko Yoshida/Studio Ghibli, NDHMT
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本作で活躍するバロンやムタをはじめ、「魔女の宅急便(89)」のジジや、「となりのトトロ」のネコバスなど、ジブリ作品には不思議な力を持つ猫が多数登場する。番組後半では、そんな猫たちに加え、「もののけ姫」のヤックルやヤマイヌ、「ハウルの動く城」のヒンなど、「ジブリ作品の様々な生きもの」を特集する。
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