2024年5月12日(日)21:00
「みんな、死ねばいい。」押切蓮介×白石晃士監督のタッグで描く実写ホラー「サユリ」特報公開
ティザービジュアル
(C)2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
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押切蓮介氏のホラー漫画を白石晃士監督が実写映画化する「サユリ」の特報映像とティザービジュアルが公開され、追加キャストも発表された。
累計20万部を突破し、押切氏の“ホラー表現到達点”と呼ばれる漫画「サユリ」は、ある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われるというストーリー。押切氏にとって、自身の作品の中でも「一番好き」と語るほど思い入れのある作品であり「こんな邦画ホラーがあればいいのに」と考えながら自ら描き上げた漫画でもある。
特報は、本作に登場する“神木家”にまつわる恐怖が息つく間もなく描かれている。ある夜、部屋のテレビが付き画面のノイズと共にどこからか女性の笑い声が響き渡るという怪奇現象から始まる。夜中に突然目覚める父、庭を無心に掘り続ける祖父、何かを見て思わず口を押える母、そして不気味な笑顔を見せる祖母の姿など、この家の中で起こる不可解な様子が随所に現れる。
その“家”に違和感を抱くのは、本作で映画初主演となる南出凌嘉が演じる主人公・則雄だ。何度となく描かれる、彼がこの“家”を怪しむ表情は、まさにこの映像を見ている私たちが持つ“嫌な予感”と重なる。そして「この家には“何か”がいる」という言葉に続き、現れたのは……扉の向こうからゆっくりと伸びてくる手、黒く長い髪の毛、そして気づけば先ほどまで聞こえていた女性の笑い声は、まるで少女の不気味な声へと変わっている。その少女の正体こそが不可解な現象の根源“サユリ”なのか――?
(C)2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
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(C)2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
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ティザービジュアルの中央には、映画のタイトルでもあり、神木家に想像を絶する恐怖を味わわせる呪いの根源でもある“サユリ”という名前が目を引き、下部にはサユリ張本人と思わしき少女の姿が霞む。「みんな、死ねばいい。」とサユリの強い怨念を感じさせる仕上がりだ。
追加キャストは、神木家の大黒柱である父親・昭雄役に梶原善、家族を明るく支える母親・正子役に占部房子、則雄の姉であり弟思いの長女・径子役に森田想、そして兄の則雄を慕う次男・俊役は猪股怜生が演じる。そして、神木家の引っ越しをきっかけに同居することになった祖父・章造役はきたろう、認知症で家族の介護が必要な祖母・春枝役は根岸季衣が扮している。そんな神木家を近くで見守るキーパーソンとして、則雄と同じ学校の同級生・住田役を近藤華が務めている。
「サユリ」は、今夏に全国公開。
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