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イベント 2024年5月20日(月)19:00

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」フィナーレ舞台挨拶で保志総一朗が「まだ終わらせんぞ」とさらなる意気込み

(C)創通・サンライズ

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劇場アニメ「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の全国規模での上映終了を飾るフィナーレ舞台挨拶が5月18日、東京・丸の内ピカデリーで開催され、キラ・ヤマト役の保志総一朗、ラクス・クライン役の田中理恵、アスラン・ザラ役の石田彰、オルフェ・ラム・タオ役の下野紘 、アルバート・ハインライン役の福山潤、福田己津央監督が登壇した。

同作は、2002年にスタートした「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの最新作。遺伝子調整された人類「コーディネイター」と、旧来の人類「ナチュラル」が反目し合う未来の時代(コズミック・イラ)を舞台に、キラをはじめとする世界平和監視機構「コンパス」のメンバーが、コーディネイターを超えた新人類を名乗る「アコード」の脅威に立ち向かっていく。1月26日から5月18日までの113日間で興行収入47億円、観客動員280万人を突破し、「ガンダム」シリーズの劇場アニメとしては歴代最大のヒット作となった。

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舞台挨拶は、興行収入50億円を目前としたことに対する福田監督からのファンへのお礼の言葉でスタート。ロングランヒットについて問われると、保志は「演じている側からすると作品を客観的に見られない部分もあるんですが、周りの反響を聞いていると、これだけキャラクターがいるので、期待していたポイントや魅力が違っていたり、推しキャラがいたりなど、それぞれの楽しみ方があるんだなと思いました」と、同作が幅広い層から支持されていることへの見解を示した。田中は、担当の美容師が初代「ガンダムSEED」が始まったころに生まれ、「SEED」好きの父の影響から物心ついたときからファンなのだというエピソードを明かし、「SEED」シリーズが世代を超えて楽しまれているという実例に触れた。一方、石田は「コズミック・イラという架空の時代に起こった架空の戦争を描いているにも関わらず、現実視してしまうテーマを描いていることが、20年たってもこんなにみなさんに受け入れてもらえる根底にあるんじゃないかなと思います。現実が架空の世界に似通っちゃだめだろと思いつつ、それがまた人間の業なんだろう、だから無意識的に受け入れやすいんじゃないかと思います」と分析している。

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「SEED」シリーズへの思い入れを聞かれると、保志は「この時代に声優として“福田ガンダム”のオーディションの機会を得られることなんて滅多にないですから。あの時受けていて本当によかったです」と述懐。「SEED FREEDOM」で初登場となる新キャラクターを演じた下野、福山はそれぞれ「憧れの作品で、テレビシリーズが終わった時は関わることがないんだろうなと思っていたのが、自分のなかでも奇跡のようなタイミングでオーディションに受かって関わることができました」(下野)、「ガンダムに関わりたくて、声優の道を選んだといっても過言ではないのですが、そのようなタイトルで自分の演じた早口キャラが立っていたようでよかったです。小学2年生の頃、ガンダムが好きすぎて作文に“将来は科学者になってガンダムを作る”という夢を書いていたのですが、40年後に夢がかないました」(福山)と感慨深く語った。

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最後は、石田が「20年の時を経て、こうして映画化されたことでひとつ到達点に達したなと思っております。現実世界でも『ガンダムSEED』を見てロボット開発の道に進んだという人たちが出てくる時代が来るかと思うと、またこの作品がひとつ違う影響力を得たような気がして鳥肌が立ちます。そんな作品をリアルタイムで目にしていることを自分の財産としていきたいと思います」、保志が「毎年いろんな仕事でキラを演じてきました。ただ、どこかで劇場版を待っている自分がいたので、ようやく戻ってくることができた、そしてみんなが待っていてくれて、想像以上の盛り上がりを見せてくれたことが本当にうれしいです。公開から今日まであっという間で“まだまだ終わらせんぞ”という気持ちが強いので、これからも世界に向けて『ガンダムSEED FREEDOM』の輪を広げていきたいと思っております」と各々の胸中を明かし、福田監督が「キャストの皆さん、ファンの皆さん、ここまで本当にありがとうございました。また何かできたらいいですね」と呼びかけて舞台挨拶の幕を閉じた。また、出演者の降壇後には「SEED FREEDOM」CGチームによる特別ムービーもサプライズ上映されている。

なお、7月6日には神奈川・パシフィコ横浜で「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』シネマ・コンサート」が開催される。音楽を担当した佐橋俊彦と福田監督によるトークや、主題歌アーティストであるT.M.Revolution/西川貴教に加え、田中がラクス役として歌唱するオーケストラライブなどが行われる。キャラクターデザインを務めた平井久司による、同イベントの描き下ろしキービジュアルも公開されている。

イベント情報・チケット情報

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』フィナーレ舞台挨拶 0
開催日
2024年5月18日(土)
時間
17:45開始
場所
丸の内ピカデリー(東京都)
出演
保志総一朗, 田中理恵, 鈴村健一, …

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