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ニュース 2024年6月5日(水)22:00

主演・竹内涼真×武正晴監督 実写ドラマ「龍が如く Beyond the Game」Prime Videoで世界独占配信

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Amazon Originalドラマ「龍が如く Beyond the Game」が、10月25日から、Prime Videoで世界独占配信されることが決定した。2005年の発売以来、多くのシリーズ作品が制作され、国内外で人気を博すSEGAのゲーム「龍が如く」に着想を得た、オリジナル脚本による実写ドラマ。主演の竹内涼真、監督を務める武正晴(「全裸監督」)が6月4日、都内で行われた製作発表会見に出席し、見どころをアピールした。

「龍が如く Beyond the Game」は、ゲームと同じく実在の歓楽街をモチーフに作られた神室町(かむろちょう)を舞台に、兄弟同然で育った3人の孤児たちの生き様を、1995年と2005年という2つの時間軸を行き来しながら、エモーショナルに描くクライムアクションドラマだ。

竹内涼真

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竹内が演じるのは、義理人情に厚く、強くてカリスマ性のある“伝説の極道”桐生一馬。この日のために用意したという、自前の黒い和装で登場した竹内は、「覚悟を決めて、命をかけて、本気でぶつからないと成立しないと思った。重圧、使命感。燃えたぎるものが沸々と湧き上がった」と語った。

昨年5月から半年に及ぶ体当たりの撮影に挑み、「原作をリスペクトしつつ、新しい『龍が如く』を作っていかないと。桐生一馬は愛情深く、愛に飢えている。そんな人間らしさを、生々しく描ければと思った。桐生一馬は、自分自身でもあるんですよね」としみじみ振り返った。

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また、劇中で披露する格闘技シーンについては、「格闘技は未経験だったので、朝倉未来くんに『格闘技を教えてくれ』と連絡した。彼はプロ選手なので、セコンドに入っている方々が付きっきりで、教えてくださった」と裏話を披露。「きついところを超えなければいけなかった。(1995年と2005年の)10年間のコントラストを見せる必要もあった」と過酷な肉体作りも明かした。

武監督は「最初に浮かんだのが、彼の顔だった。まず、体がでかい。桐生一馬は存在感が必要ですから。鍛え方も含めて、自分の体のこともよく知っているし、信頼したかった」と竹内の起用理由を説明。竹内にとっては、自身の映画デビュー作である「イン・ザ・ヒーロー」が武監督のメガホンだった縁があり、「当時はエキストラで、登場したのは2秒くらいですかね(笑)。また、お会いできて、感慨深いですし、新しいスタートなのかなと。僕自身もこの作品は、武さんじゃないと成立しなかったと思う」と全幅の信頼を寄せた。

本作は240以上の国・地域で配信される予定だ。以前から、海外進出に意欲を見せている竹内は、「その気持ちは変わっていないですね。視野を広げて、世界中の才能ある人たちと仕事をし、すごい人たちと並んでみたい」と改めて決意表明。武監督は「日本のヤクザを描くので、暴力描写が多いですが、それを肯定的に描くのではなく、虚しいことだと世界中の人たちにエンターテインメントで伝えたかった」と本作でのこだわりを話していた。

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会見では、金屏風に描かれた“龍”に、竹内が目入れするヒット祈願式を行ったが、竹内が龍の眉間に目玉を書いてしまうハプニングも。思わぬ事態に、竹内本人は「これは、ヒットしそうですね」と苦笑いだった。

「龍が如く Beyond the Game」は、10月25日から、Prime Videoで240以上の国・地域で世界独占配信開始(全6話/各3話金曜日配信)。以下、世界配信決定を受けての竹内、武監督をはじめ、関係者のコメント。

■竹内涼真(主人公・桐生一馬役)

ゲーム「龍が如く」は世界的に人気なコンテンツなので重圧感も感じつつ、命を懸けて臨まないと成立しない作品だと思ったので、お話を頂いたときは嬉しい気持ちと同時に覚悟を決めなければと強く思いました。桐生一馬を中心に繰り広げられる主人公達の友情や葛藤など、濃い人間ドラマにぜひ注目して頂きたいです。そして「龍が如く」の一番の醍醐味である“龍”を背負った格闘シーンや、彼の生き様をぜひ見届けて頂けると嬉しいです。

■武正晴監督

映画の仕事始めて35年で培った全てを「龍が如く」に全身全霊で注ぎ込みました。素晴らしい、スタッフ、キャストの才能と情熱が作品に刻み込まれたと自負しております。 2024年は竜の年です。竹内涼真さんの桐生一馬の誕生をどうか心待ちにしていただきたい。

■ジェームズ・ファレル(Amazon MGM スタジオ インターナショナル・オリジナル責任者)

日本には素晴らしいゲームIPがたくさんあります。この度、Prime Videoから、「龍が如く」のオリジナル実写ドラマを世界中の皆様にお届けできることを大変嬉しく思います。私たちは桐生たちの成長や人間ドラマ、躍動感あふれるアクションを体験することができます。他のドラマとは一線を画す魅力を持っていますのでどうぞご期待ください。

■横山昌義氏(龍が如くスタジオ代表・制作総指揮)

私は原作「龍が如く」の脚本を書き始めた日から今日まで、過去に戻り作品を作り直したいと思ったことは一度もありません。 完成したひとつの作品を作り直す苦しみと難しさを知っているからです。ですが、もし今、神様の悪戯で二十年前のあの日に戻されてしまうのだとしたら、この作品を作ってみたい。どうせ死ぬほどの苦労をするのであれば、今の自分が一番魅力を感じる神室町や桐生一馬を描きたい。このドラマにはそのすべてが揃っています。

「龍が如く Beyond the Game」は、間違いなく「龍が如く」のもう一つの代表作となるでしょう。主観視点で楽しむのがゲームだとしたら、これは究極の客観視点で楽しむ「龍が如く」。ゲームをプレイしたファンは、数秒ごとに訪れる意外性とリアリティーに引き込まれ、そして、原作を知らない方は、ただそこに実在するかのような世界での出来事に没頭するでしょう。私は一瞬も見逃せない緊張感に溢れた数時間を、世界中の人々と一緒に味わいたいと思っています。

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