2024年6月13日(木)10:00
「週刊少年マガジン」連載の漫画「ガチアクタ」25年にボンズ制作でTVアニメ化 キックオフPVなど公開
(C)裏那圭・晏童秀吉/講談社
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「週刊少年マガジン」(講談社刊)で連載中のバトルアクション漫画「ガチアクタ」が2025年にテレビアニメ化されることが決定した。メインスタッフの陣容が明らかになっており、キックオフPVとキックオフビジュアルが公開されている。
監督には劇場アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」(演出)の菅沼芙実彦を迎え、シリーズ構成を「進撃の巨人 The Final Season」の瀬古浩司、キャラクターデザイン・総作画監督を「ゴジラ S.P」の石野聡が務める。アニメーション制作は「僕のヒーローアカデミア」のボンズが担う。
22年2月に連載を開始した原作は、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門でGlobal特別賞を受賞した人気作。漫画家の裏那圭氏とグラフィティアーティストの晏童秀吉氏がタッグを組み、グラフィティアートの要素を取り入れた独自の作風となっている。犯罪者の子孫たちが暮らすスラム街に生まれた孤児の少年・ルドは、ある日無実の罪を着せられ「奈落」と呼ばれる大穴へと落とされてしまう。そこで世界の真実を垣間見ることになったルドは、物に命を与えて力を引き出す能力を発現させ、「クソみたいな世界」を変えるために立ち上がる。
キックオフPVは、原作ビジュアルとアニメ設定、晏童氏によるグラフィティアートを融合させ、作品の世界観を表現した映像。キックオフビジュアルには、「世界が変わる。すべての常識が覆る。」というキャッチコピーとともに、ルドが奈落に落ちていく姿が描かれている。
アメリカ・ロサンゼルスで開催される全米最大規模のアニメ展示会「Anime EXPO 2024」で、7月4日に同作のパネルイベントが実施されることも決まった。ボンズ担当者、エイベックスのプロデューサー、講談社の編集担当がアニメ制作の裏話を語る。
スタッフ、原作者からのコメント全文は以下の通り。
【菅沼芙実彦(監督)】
「ガチアクタ」の監督を務めさせていただくことになりました菅沼芙実彦です。
この作品のもつ独特な世界観と熱量を120%でお届けできるよう、それからファンの方もアニメからご覧になる方も皆楽しめる作品になるよう頑張って参ります!
【瀬古浩司(シリーズ構成)】
ストリート・ワイズ――「ガチアクタ」を読んだ時、真っ先に頭に浮かんだ言葉がこれでした。
裏那先生と秀吉さんが学校の教室ではなく、ストリートで身を以て学び、時には痛い目を見て、それでも逞しくサヴァイヴしてきたことで得た知見や見識が、この作品の随所に散りばめられている。と僕は思っています。
だからこそページをめくるたびに荒削りで不器用だけれど真っ直ぐで力強く、そしてどこか懐かしいオールド・スクールなストリートの風を感じます。僕はそのような作品を心から愛してやみません。
【石野聡(キャラクターデザイン・総作画監督)】
「ガチアクタ」はストーリー、裏那さんの絵、秀吉さんのグラフィティ、作品の世界観全てが魅力だと感じています。
裏那さんが描くキャラクターたちの多彩な表情表現・躍動感・デッサン等々すべてがすごいです。この魅力ある裏那さんの絵を上手く表現出来ればと思います。
それとカッコイイ、アクションシーンも楽しみにしていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
【裏那圭(原作・漫画)】
好きなアニメが画面に映し出されるのをテレビの前に座って今か今かと待っていたチビ時代。
そんなチビ時代の将来の夢の中には、自分の漫画がアニメ化すること、大好きなボンズさんに手がけてもらうことが含まれていました。
アニメ「ガチアクタ」画面の前で共に楽しみましょう
【晏童秀吉(原作・graffiti design)】
動く「ガチアクタ」を観れるのが楽しみです!隅々までお楽しみに!
(C)裏那圭・晏童秀吉/講談社
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